
■著者:金馬 宗昭
(ECC学園高等学校 教頭)
■発行:学びリンク
■定価:本体1,260円(税込)
■ISBN978-4-902776-45-4
■版型:四六判 260ページ
■2010年3月発行
●ECC学園高校の学校紹介
読者カードを通じて、本書にお寄せいただいた反響の一部を紹介します。 →詳しくはこちらを
この本を買うきっかけは、3人妹弟の長女が中学2年生の夏休み明けてすぐに不登校になり家族の誰とも口を聞かなくなったので進学せずに今年の3月で18歳になります。 今も自分の部屋とリビング(ここでご飯、本人一人で)とパソコンで生活しています。外へは出ません。 会話ができないのでどうしたらいいのかと金馬先生の本に何かヒントがないかしらという思いで読ませて頂きました。声かけは返事が返ってくる事はなくても、したほうが良いということはわかりましたが、なかなかしんどいものです。
高三の終わりに、学校に行かなくなった息子の心の動きが本書を読むことで、かなりわかるようになりました。普段にはない迷う気持ちが、強いことから、本書を読んでからは、「○○なので、××してほしい。」と、明確な理由をつけて、具体的にしてほしいことを伝えるようにしました。頼んだことを忘れていても決して怒らず、やってくれた時は、必ず「ありがとう、助かったね。」と伝えるようにしました。おかげ様でかなり元気になり、春より先に決めていた進学先に進む予定です。
自分自身今不登校で、PCをいじっている時にこの本を見つけました。1ページ、1ページめくるごとに涙があふれてきました。自分と同じだとか、そーいえばこんなことがあった……と過去を思い出して泣きました。
まだ何も変われていませんが、この本に出会えて良かったと思います。少し気持ちが楽になりました。
中学校時代に不登校を経験し、現在は他人と話すことが怖く、家に引きこもりがちになっている者です。過去と現在の自分を受け入れることができず、悩んでいたときにこの本と出会いました。引きこもりになってしまった人の心情、それをサポートしていく側のあり方、一歩前に進めるヒントが多く書かれていて、とても勉強になりました。20代も後半になり、一生自分を嫌い続けなければいけないのかと不安になっていた私にとって、大変希望の持てる本でした。
中3の息子が不登校です。まさか、私がこんなことで悩みを抱えるなどと、昔は考えもしませんでしたし、不登校になる家は親に問題があるのだと偏見を持っていました。今なら言えます。どの子にもどの家庭にも、起こってもおかしくないことかもしれない。
今までにさまざまな不登校に関する本を読みましたが、この本ほどスーッと心にしみた本、当事者の言葉が伝わるものはありません。一緒に泣きました。そして、著者に会ってみたくなりました。
息子に元気を、希望を与える力が私にも欲しいです。
全く違う分野での仕事をしてきました。50歳を過ぎて心理の仕事にたずさわるようになった私にとって、この本は、目線を同じにして書かれていました。とてもわかりやすく語りかけてくれて、一気に読んでしまいました。仕事で関わっているクライアントの状況にも合致する所があり、大いに共感できました。
著者の苦悩と、立ち直りまでの気持ちの変化、経験したからこその心のさけびが伝わってきて、今現在苦悩の中にいる人たりの心を代弁していると思います。まさに著者の「本人の木森の通訳になれれば…」という優しいそして深い愛情が伝わる本でした。ありがとうございます。
金馬さんご自身の経験と、子どもたち一人ひとりに寄り添う中で気づかれたことがとても説得力があり、共感しました。技術的なかかわりだけでなく、子らの内面に訴えるもので、納得です。”親の言い方”は、すぐに実践できるものですが、親たちが生きづらくなっている背景は重いものがあります…
身を刻むように綴った
通信制高校教頭の体験的支援法
『不登校、ひきこもり――こころの解説書
僕がひきこもりだったときに言えなかったこと 』
かっこわるい自分と真摯に向き合う体験記に胸えぐられ
示唆に富む教育のカタチに心打たれ
支え続けてくれた人の存在に思い至るーー
3度泣ける教育書
明るく前向きだった青年が陥った暗闇の世界。
身を削るように綴られた体験記は、不登校・ひきこもりの人への支援のありかたを当事者の立場から解き明かすために、あえて著者が選択した道でした。
考えてみれば、自信に満ちあふれた思春期を過ごす人なんて一握り。
自信が持てない不安定な思春期をどう過ごすかで、一生を輝かせる宝物を手に入れられるかどうかが決まるのかも知れません。
自信が持てない思春期を送るすべての若者と、その人を支える人々に、エールとともにこの本を贈ります。
→著者・金馬宗昭さんへのインタビューはコチラ
金馬先生プロフィール
金馬宗昭(きんば むねあき)
1969年大阪府生まれ。現在は京都府在住。
奈良大学文学部地理学科を卒業後、京都の公立・私立高校で講師生活をする。その後、数年のひきこもりを経た後、1998年にECC高等学院で勤め始める。
現在は、2008年に開校した通信制高校のECC学園高等学校(本校:滋賀県高島市)の教頭。
趣味は、スポ−ツ観戦、釣り。
<内容>
第1章 僕の土台が崩れた日 教師を志したわけ自信を失うきっかけ
第2章 動けない日々
昼夜逆転
理論武装
ささいな達成感
過去のせいにすること
行動するのがだるい
言われて当たり前
前向きに生きろ
人との比較
わかってくれる人の存在
お金のないイライラ
やろうと思っていたのに
一発逆転
第3章 誰か僕を教師にしてください……
変わらなきゃ
できない決断
社会に必要とされていない
第4章 人の役に立つ喜び
新しい風
役に立つこと
対話と会話
頑張れ
逃走と闘争
ハードルの高さ
君に出会えてよかった
少し背伸びをしてみる
第5章 現在の仕事との出会い
情報を得ること、チャレンジすること
面接という高いハードル
空白の期間
鎖を断ち切った日
第6章 ECCでの経験
空気作り
朝起きること
怒ると叱る
一緒に扉を開けようよ
第2の青春
学ぶこと、そして心の扉の鍵を持つこと
子育てが始まり、親の偉大さがわかる
多くの人に支えられると強くなる
雑談をすること
褒めること
10年目の変化・ECC学園高校の設立
<付記> アスペルガー症候群の子どもたちから学んだこと
アスペルガー症候群などの課題を持った子どもたちとの出会い
違和感とこだわり
具体的明示法
頭の中を整理すること
予告とリハーサル
モデルとなる人
アルバイトのマッチング
入試こそ整理
次のステージの台本を手に入れる
特性を理解すること
卒業していく君たちへ







