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個別指導で効果をあげる
翔洋学園高校 校長
梅澤 重雄 先生
| 翔洋学園高校(茨城県日立市)は、高校での勉強の方法に個別指導方式を取り入れています。また、個別指導が十分に効果をあげるために、通信制の基本学習であるレポートを教科ごとに難易度別に作成している点や、カリキュラムにも独自の基礎選択科目を用意するなど体系的に取り組んでいます。レポート解説などの教員による学習指導を行う学習センターも茨城、東京、千葉、福島、新潟に12カ所置いています。 |
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| 「生徒たちが主役になれる場所を探す」ことが指導者の役目と話す梅澤重雄先生 |
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レベル別のレポートを用意
― 学力的にみて多様な生徒を抱えていると思いますが、指導方針の特長がありますか。
通信制高校というのは、学力でみると、国公立大学を受けるようなレベルの生徒から、昔でいえば読み書きそろばん、基礎基本が精一杯という生徒もいます。学力の差が大きい。ということで一斉授業というのは、あまりできないですね。だから、本校の基本は個別指導なんです。
本校の特色としては、進路に合わせた指導ということで、レポートも学力、学習能力別に2から3レベルに分けているんです。同じ数学でも、AというレベルのレポートからCというレベルまでの3段階に分けています。
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| 個別指導対応による学習指導が行われている |
進路に合わせた学び方もできる
― 通信制高校と学習塾・予備校をうまく使っている生徒も見受けられますね。
通信制の場合は、効率的に勉強する時間が、いっぱいあるわけだから。本校を卒業する生徒も筑波大学や早稲田、慶應、上智大学などにも入っています。こういう生徒たちは、通信制高校で学力をつけているわけじゃないですけど、学校では普通の勉強で、それ以外に本人が進学塾をうまく利用しているわけです。これからそういう形で進学を狙う人が増えてくるのではないかと思います。
― 卒業生が進学実績をあげれば、彼らができるなら自分だってできるだろうという意欲はわきますね。
そういう効果はありますね。学力だけじゃなくて、例えば本校では、生活発表大会で平成18年度に茨城県知事賞をもらった生徒がいます。そのあと、平成19年度にも同じ賞をもらいました。ひとつの学校で2年連続での知事賞というのは難しいだろうという前評判でしたが、生徒本人が私はやりますと意欲的でした。その結果、同じ知事賞をもらうことができました。これも先輩を見習って、そういうことをやっているわけですね。おそらく平成20年度も先輩に続けということで、3年連続になればいいと思うんです。
人間教育の必要性
― これからの通信制高校の課題はなんでしょうか。
高校を卒業させると同時に、人間教育もやらないとダメです。これはもう、進学校などでも、どんな学校にも言えることです。高校の資格だけ取らせるのではなくて、卒業して社会である程度適応できる人間に育ててやらないといけない。
少しくらいのところをいいやというので、例えば規則を破っても、形式的に注意して、真剣に怒って注意するというのでない場合も見受けられます。本校は、この点は、徹底的に指導します。人間教育をしっかりとやることで、生徒たちも通信制だからといって、いい加減な取り組みはしなくなります。むしろ“先生、僕らのことを考えてくれているな”と思ってくれるのです。
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翔洋学園高校
〒319-1221 茨城県日立市大みか町4-1-3
電話:0294-27-1101
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