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こども教育支援財団が不登校中学生の相談会
通信制高校やチャレンジなど多様化する進路と
高校進学にあたっての周囲の対応
こども教育支援財団(大橋博理事長、東京分室:東京都新宿区)は、7月21日、東京・池袋の豊島区民センターで「不登校中学生のための高校進路説明・相談会」を開催しました。この催しには、中学生の保護者など約130名が参加しました。
こども教育支援財団は、2001年に設立された文部科学省認可の財団法人で、不登校問題については、学校復帰支援の場「元気の泉」(フリースクール)を設け、学校復帰支援や居場所づくりを行っています。
「不登校中学生のための高校進路説明・相談会」では、多部定時制や通信制など多様化している高校の概況(講師:学びリンク・山口教雄)、不登校から高校進学を進める際の準備(慶應義塾大学・伊藤美奈子教授)などが各講師から話されました。また、中学時代に不登校を体験し現在は高校在籍中の生徒3人(通信制高校生2人、都立チャレンジスクール1人)による体験発表や個別相談会も行われました。
不登校から高校進学を進める際の準備や周囲の心構えについて説明した伊藤美奈子慶大教授は、「不登校を克服するうえで、正解がこれだというものはないが、中学でも学年が上がるにつれ進路のことが気になってくるので高校進学ための準備は必要」と述べた後、高校進学をめぐる行動を理解するうえで無気力で“面倒くさい”という言葉ばかりがでたとしても、その言葉の裏側にある“やりたくてもできない”という要因を探ることも必要と指摘しました。
また、相談できる場所の必要性が高いとする一方で、親が相談することは子ども自身にはプレッシャー(自分が悪いから相談に親が行かざるを得ない)となる場合も多いので、相談すること自体が「母親が自分自身、楽になるために行っている」という点を態度でも、言葉でも子どもに伝えることも意義があると述べました。
体験談を発表した現役高校生は、不登校時代から今につながったことで良かったこととして、私立通信制高校に通う男子高校生は「フリースクールに行き始めたことで、生活リズムが改善されて選択肢が増えて良かった」などと述べました。また、動き出せるきっかけとなった点について、「親との会話のきっかけは自分の興味のあることについてだったので、親には子どもが何に興味を持っているか知ってもらいたい」と述べました。
《財団法人こども教育支援財団のホームページ》
《通信制高校があるじゃん》
※不登校についてもっと知りたい方はWEBサイト《不登校のすべて》をご参照ください
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