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2020年07月30日
スクーリング代替要望書への文科省回答(新しい学校の会)
☆スクーリング代替要望書への文科省回答☆
☆コロナ禍で特区区域外施設利用へも配慮☆
【新しい学校の会】
新しい学校の会(理事長:桃井隆良ルネサンス高校校長)に加盟する通信制高校11校と関連3自治体は、6月22日、連名で文部科学省ならびに内閣府にコロナ禍でスクーリングが実施できなくなった場合の代替措置などの要望書を提出しました。
この要望書に対する文部科学省の回答書が7月29日に新しい学校の会に届きました。
回答書では、まず文科省が5月18日付け事務連絡「新型コロナウイルスの感染症対策のための臨時休業等に伴い学校に登校できなかった生徒に対する高等学校通信制課程の学習指導について」で示したICT等を活用した学習を取り入れた場合の特例としてスクーリング8割減免が可能であることを前置きしています。
そのうえで、対面によるスクーリングが重要なことから学校再開後は法令にそった対面によるスクーリングの必要性が述べられています。
新しい学校の会からの要望書では、集中スクーリングを実施している学校の受け入れ地域が感染者の少ない高齢化も進んだ地域であることから、むしろスクーリング実施地域で県外者の移動が大きな心配になっていることからその代替策を要望していました。
回答書では代替措置について、特区校についても「一定の条件の下で認定構造改革特区計画に記載された区域外において他の学校等の施設及び設備を使用して面接指導等を行うことが可能となるよう、今後、内閣府と連携して、特例的な措置の具体的な在り方を検討する予定としております」と配慮のある姿勢を示しています。
▼要望書の内容はコチラ(pdf)
「広域通信制高校の新型コロナウイルスの感染症対策のために面接指導できないと判断する場合の処置の申請について」
http://jaemo.net/pdf/jaemo_COVID-19.pdf
▼要望書に対する回答についてはコチラ(pdf)
http://jaemo.net/pdf/jaemo_COVID-19_2.pdf