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N高等学校・S高等学校
2018年04月27日
通信制高校で‟リアル入学式”(東京・六本木)
4月4日(水)、N高校の第3回入学式が行われました。学びリンクは東京都六本木のニコファーレでの“リアル入学式”を取材しました。
沖縄伊計本校から、透過型有機ELディスプレイを通して、ニコファーレ会場の壇上に現れたのは奥平博一校長。「不安は経験したことのないことへの大きな関心でもあります。すこしだけでも勇気を出して一歩歩き出せばきっと新たな出会いや出来事にワクワクすることだと思います」とし、「誰にでもチャンスはあります」と話しました。
N高の評議員である夏野剛氏は過去20年間で世界に比べて日本の経済成長が伸び悩んでいる点について進化し続けるテクノロジーに日本の社会のさまざまなシステムそのものが追い付いていないと指摘し、新入生たちに「N高は最新のテクノロジーに合わせて最先端の物事に触れる機会を用意しています。みなさん、良いときに良い学校に入学してきましたね」と話しました。
また、特別来賓として、奥平校長と同じく透過型ディスプレイで羽生善治竜王が登場し、「初心忘るるべからず。一番初めの気持ちだけではなく、節目節目でもその気持ちを忘れないことが大切です」としました。
また、400年前にルールの決まった将棋ですら10年前と今とでは戦法が大きく違うと話し、いかに時代に対応し、変化についていくかについて、「発想をやわらかく、柔軟に対応していくことが大切」としました。新しい変化を食材にたとえ、「それを食べて楽しんでもいいですが、みなさんにはぜひそれをどう調理するか考える人にもなってほしい」としました。
また、“リアル入学式”会場としてのニコファーレ(東京六本木)、透過型ディスプレイによって式辞を述べた奥平校長のいる沖縄伊計本校(沖縄県うるま市)ほか、ビデオ会議システムZoomを使って各通学キャンパスや全国各地の生徒を映像でつなぐ試みもありました。
さらに、360°のVR生中継によって各生徒の自宅などからも参加可能。事前に新入生に送られた、手軽にスマホでVR体験のできる「ハコスコ」で学びリンク編集部もVR入学式体験をさせていただきました!
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。