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成美学園高等學校
2021年03月08日
笑顔で門出を見送る「最後のホームルーム」(千葉県・通信制高校・サポート校)
成美学園グループ(千葉県)は、3月5日(金)、千葉県教育会館にて令和2年度の卒業式を挙行しました。
この日、成美学園茂原校、かずさ校、成田校、蘇我校、館山校、旭校、八千代校の全7キャンパスから、合わせて185名が母校を卒業しました。
今年度の卒業式は、新型コロナウイルス拡大防止対策として、式を2回に分けて実施されました。
酒井学園長からは、生徒たちに向けて式辞が送られました。
「勉強は、学校を卒業して終わりではありません。大人になっても、自分から積極的に勉強していく人が社会を変えていきます」と力説。
また、選挙権にも触れながら「社会に対して真摯に向き合うことが必要。何かしら興味を持っていこう。社会のために何ができるかを考えられる人間は、人生を終える時ハッピーです」と話しました。
そして、校訓である「挑戦、謙虚、感謝」にも触れ、「前に進むことは、自分にしかできない。常に挑戦すること。挑戦すると、すると必ず失敗がある。それも謙虚に受け止めよう。みんなに支えられていることに感謝しよう」と、笑顔で卒業生たちを激励しました。
送辞では、在校生から卒業する先輩に向けて「初対面でも、先輩たちがフレンドリーに接してくれて、楽しい学校生活になりました」と、感謝の言葉が贈られました。
また、「先輩たちは、自分の好きなことを全力で楽しんでキラキラ輝いていました。文化祭に向けてダンスを一生懸命練習したり、本番を迎えてやりきった表情や、思い通りにいかず悔しがる姿など、好きなことに一生懸命取り組む姿が印象に残っています。就職や進学に向けて頑張る姿にも励まされました」と話しました。
答辞を読んだ卒業生は、「教育旅行で遊園地に行き、ジェットコースターに乗ったり、お休みの日にみんなで出かけたり、ご飯を食べに行ったり、先輩や友達が仲良くしてくれて、とても楽しい毎日でした。体育祭で卓球の試合に出たり、中学時代にはできなかったことができるようになって、嬉しかったです」と学校生活を振り返りました。「学校生活を楽しく過ごせたのは先生、後輩、友達、お母さんのおかげです」と述べ、改めて感謝の気持ちを表しました。
式の後には「最後のホームルーム」として、卒業生たちをそばで見守ってきた担任教師たちから、卒業生に向けてメッセージが送られました。
「みんなからは “先生”って呼ばれることより、あだなで呼ばれることの方が多かったよね?良い意味での友達感覚があって、本当に楽しかった!」
「高校生の3年間は、人生においてすごく大事。そんな大事な人生の一部に関わらせてくれて、本当にありがとう」
「偏差値の高い大学に行くことだけでなく、アルバイトであろうが、進学であろうが、自分で納得のいく進路であれば、それは一番良い進路です」
と、思い思いのメッセージが贈られました。門出の寂しさがありつつも、終始笑い声が絶えず、生徒と先生の絆の強さを感じさせる「最後のホームルーム」となりました。
卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!