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N高等学校・S高等学校
2021年03月19日
「普通科プレミアム」VR教材の教職員体験会を実施
学校法人角川ドワンゴ学園は3月16日(火)と17日(水)の2日間にわたり、N高校とS高校で2021年4月にスタートする「普通科プレミアム」で使用するVR教材の教職員体験会を行いました。教職員体験会はN高校沖縄本校、綾瀬キャンパス、江坂キャンパス、千種キャンパスをZoomでつないでの実施となりました。
「普通科プレミアム」ではVR技術を活用した体験型の学習ができます。「普通科プレミアム」を選択した生徒には高性能の最新VRデバイス「Oculus Quest2」が無償で渡され、必修授業や課外授業をVR空間で学習することができます。また、VR空間上にはN高校・S高校の交流の場を設け、友達づくりの場としても活用していきます。
体験会では教職員が「Oculus Quest2」を装着し、ソフトの起動や操作方法を学び、VR上で行われる授業を体験しました。担当職員の指導のもと、さまざまな教材を試しながら、時おり教職員同士で声をかけあう姿が見受けられました。
「普通科プレミアム」では最新のVR技術を用いることで、映像にはない没入感のある学びができます。例えば、数学ではVR上で3Dオブジェクトを手に取り、空間ベクトルについて学ぶことができます。また、理科では古代生物モデルを動かしながら生物のしくみを学べます。そのほか歴史的建造物であるベルサイユ宮殿や、小説の舞台となる東京大学の赤門を実際の現場にいるようなリアル感で体験できる教材もあります。現在約6600ある教材のうち、約3割がVRに対応。今後は随時VR対応の教材を増やし、2021年度中には過半数の教材の対応を予定しています。
体験した教職員からは「主体的に学びに取り組めるので、学習の定着率があがるのではないか」「人と接している臨場感があるので、モチベーションにもつながる」という声があがりました。
今後「普通科プレミアム」を選択する生徒へ向けて、さまざまな取り組みを予定しています。設定などの基本的な操作方法については動画で紹介、友だちづくりを兼ねた勉強会を実施するなど、デバイスの操作方法を随時指導しながら、VR教育の普及を目指します。