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わせがく高等学校 ※中学生・高校3年のみ募集
2022年11月18日
eスポーツだからできる! さまざまな経験(千葉県など/通信制高校)
11月18日(金)、GG Shibuya(東京・渋谷)にて「わせがくeスポーツ大会 第3回」が開催されました。
コロナ禍前までは、千葉、東京、埼玉、茨城、群馬の全12キャンパスの生徒が集結し体育祭が開催されてきましたが、昨年より感染症拡大防止のため内容をeスポーツに変更。
この日は、わせがく高校とわせがく夢育高校の各キャンパス内で実施された予選を勝ち上がった全14チームが集結。「パズルゲーム」の決勝トーナメントと、サイドイベントとして各キャンパスの生徒たちがオンラインで参加する「アクションゲーム」が実施されました。
MCやプロゲーマーによる実況解説付きのリアルタイム配信も行われ、会場に来られなかった生徒もコメントで応援をおくったり、サイドイベントにてチームの勝利に貢献していました。また生徒自らもMCを務め、コメントや進行で会場を盛り上げていました。
「応援合戦」では、各キャンパス生徒により制作された映像が披露されました。オリジナルのラップやニュース風の編集映像など、チームへのエールが個性豊かな作品に込められていました。
団体戦「パズルゲーム」では、各キャンパスの生徒がそれぞれの持ち味を発揮。タイプの違う二種類のパズルの組み合わせや積み上げ方、相手への攻撃など、綿密な作戦や瞬時に的確な判断をする力が問われます。勝負を終えた後は笑顔でハイタッチをしたり、惜しくも負けて悔しがるなど、真剣に競技にのぞむ姿勢がうかがえました。
エキシビジョンマッチでは、プロゲーマー・あめみやたいようさんと団体戦優勝の西船橋キャンパスの生徒が対決。さらに、この日実況を担ったプロゲーマー・Kuroroさんも、「マイクを片手に実況しながら」というハンデと共に参戦。
生徒がプロ相手に1セット奪取する場面もあり、会場はどよめきと大きな拍手に包まれます。白熱の戦いを繰り広げ、会場を大いに沸かせました。
しかしハンデがあるとはいえさすがのプロ。結果はあめみやさん・Kuroroさんチームの勝利となりました。
試合を終え、Kuroroさんは「1本取られてしまったのは手加減したとかではないです。本気を出さざるを得なかったですよ」と生徒の健闘をたたえました。
試合後は記念撮影やプロゲーマーとの会話を楽しむ姿も見られました。
いよいよ結果発表。
応援合戦、団体戦、サイドイベントなど全種目の総合点で優勝が決まります。
なんと今回の優勝チームは2組。西船橋キャンパスと勝田台キャンパスが同点で総合優勝を飾りました。
団体戦優勝・総合優勝を果たした西船橋キャンパスの生徒は「まさか優勝できると思っていなかった。お互い自分の得意な戦い方を思いきり発揮できたと思う」と満足気でした。
コロナ禍で中止になってしまった体育祭の代りに「生徒全員が楽しめるイベントを」という思いで始まった同行事も、今回で3回目となり、ますますの盛り上がりを見せています。
また、わせがくeスポーツ大会では、毎回映像編集や音響などの機材ブースがあえて前方に置かれ、生徒たちが目に見える位置に設置されています。このような「裏方」は、通常は後方の目立たない箇所に配置されることが多いそうですが、実はこれも「わせがくeスポーツ大会」ならではのこだわりだそう。
eスポーツイベントには、選手だけでなく、音響、編集、進行といったさまざまな仕事が関わっています。eスポーツをきっかけにさまざまな仕事を自分の目で見ることで、生徒に視野を広げてもらいたいというねらいもあるといいます。
ゲームの面白さや奥深さ、戦略を立てて仲間と切磋琢磨することはもちろん、さまざまな仕事を知り将来の選択肢を広げられる機会にもなっているようです。