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N高等学校・S高等学校
2023年02月16日
デジタルと教育を考える(沖縄県/茨城県など・通信制高校)
N高校・S高校では、社会の課題について議論をする「N/S高 政治部」が活動を行っています。政治部では、生徒たちに政治を身近に感じてもらうため、政治家などとも直接触れ合う機会を作り、これまでも多くの政治家・有識者が特別講義を実施しています。
2023年になってから初の特別講義では元文部科学大臣・自民党衆議院議員の柴山昌彦氏を招き、「デジタルと教育と考える力」をテーマに議論を行いました。
当日は5つのチームにわかれ、生徒が事前に考えてきた疑問を柴山氏に質問する形で進みました。生徒からはICT教育へ向けた教員育成の問題や、ネットリテラシー教育についての疑問が挙げられました。質問に対し柴山氏は、現在の教員の待遇や免許制度の在り方について考えを示したほか、ネットリテラシー問題についても、論理的思考力を養うことで対応ができる、またそれは身近な問題について考えるなどの機会を設けて教育の場でも力を養う必要があると示しました。
講義中は、司会を務める三浦瑠麗氏も生徒の考えを補足する形で質問を重ね、より議論が深まる場面もありました。
また、最も議論が行われたのはICT教育のデメリットについてでした。生徒から「ICTを使うことで思考力が落ちるのではないか」という質問に対し、柴山氏は「ICTにはそれ以上のメリットがあることに注目している」と回答し、今後はより情報をどのように活用するかといった面を考える必要があると強調しました。
講義の最後、柴山氏は「私が若いころ、N高校・S高校のような遠隔授業の取り組み考えられなかった。ぜひみなさんの取り組みを通して、世界が豊かになるよう応援していきたい」と述べました。
N/S高政治部のこれまでの活動の様子は
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