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飛鳥未来高等学校
2023年04月05日
「同じ気持ちが分かる」先輩からの優しいメッセージ(神奈川県・通信制高校)
飛鳥未来高校横浜キャンパスは4月5日(水)、カルッツかわさき(神奈川県川崎市)にて入学式を挙行しました。
校長式辞では、「新入生のみなさん、不安もあるかと思いますが、安心してください。私たち教職員はあきらめない教育を原点として、生徒一人ひとりの学習や学校生活を全力で応援しています。遠慮せずになんでも先生方に相談してください」とメッセージが寄せられました。
「新入生の言葉」では、新入生代表生徒が登壇。「中学の3年間、なかなか登校できず、学校生活や行事のほとんどを経験できなかった」と話しました。
「高校生活を謳歌したいという気持ちとは裏腹に、自分にできるだろうか、学校を好きになれるだろうかと不安だった」と入学前の心境を吐露。
「毎日学校に通うことが大きなハードルだった私にとって、飛鳥未来高校のスタンダードスタイルはとても魅力的でした。たくさんの行事に参加し、友達と楽しく学校生活をおくることができ、自分のペースで通えるこのスタイルでなら、私も学校を好きになれるかもしれないと思いました」と、新しい学校生活への期待を話しました。
歓迎の言葉では、在校生代表が「2つのアドバイスをおくりたい」としてメッセージを披露。
「まず一つは、人それぞれの個性を大切にしてほしい。飛鳥未来高校には個性のある生徒がたくさんいます。お互いの個性を尊重することで、いろいろな価値観を知ることができます」
「もう一つは、何事にも積極的にチャレンジみてしてほしい。私は体育祭で司会に挑戦し、1年生のときはあまり余裕がないまま終わってしまいました。2年生になり、在校生スタッフが主体となりオープンキャンパスを運営しました。そこで、まだ中学生だったみなさんとお話し、人前で話すことに慣れていき、自信が持てるようになりました」
入学当初は、高校生活に不安がたくさんあったというこの生徒。
「私自身、大きく変わることができました。苦手なことも嫌なことも、日々の努力さえあれば、いつか好きなことや得意なことに変わることを知っています」と力強いエールをおくりました。
第2部では、在校生が主体となった歓迎会が行われました。
同校では、オープンキャンパスの準備などに関わる生徒は「キャスト」と呼ばれ、準備や当日の進行などを手掛けます。第2部では在校生のキャストが司会進行を務め、会場を盛り上げました。
歓迎会は、在校生によるダンスパフォーマンスで幕を開け、在校生のキャストが挨拶に登壇。「自分も昔は不登校で、今ここでこうして話してるなんて考えられなかった。今は軽音部に入って楽しんでいます」と話しました。
そして、先生や学校生活の紹介として、先生方が「あたりまえ体操 飛鳥未来高校あるあるver.」を披露。
「行事に参加すると友達が増える」
「好きなときに来れて、好きな時に帰れる」
「校舎が細い」など、飛鳥未来高校に入学したら体験するであろう「あるある」がユニークに紹介されました。思わず笑いを誘う場面もあり、新入生たちの緊張もほぐれたようです。
最後は「入学おめでとう!」と歓迎のメッセージが大きく掲げられ、会場は大きな拍手に包まれました。
この日、在校生から新入生に向けて、たくさんのメッセージがおくられました。そのどれもが、「入学のときの緊張を知っている」「自分も最初は不安だった」と、新入生の気持ちに寄り添うものでした。そんな優しい在校生たちがイキイキと輝く姿を見て、憧れを感じた新入生たちも多いのではないでしょうか。
先生や先輩たちの優しさを受けながら、新しい学校生活をめいっぱい楽しんでほしいと思います。