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ワオ高等学校

2023年04月10日

生徒が企画・司会進行！で新入生を歓迎　（岡山県※全国から入学可能、通信制高校）

ワオ高等学校（岡山市北区）は4月8日（土）、バーチャルキャンパス（oVice校舎）、岡山本校、情報イノベーション専門職大学（iU）内東京キャンパスをつなぎ、ハイブリット型入学式を挙行しました。

同校は、制服なし、校則なし、自由と自立を体現していく生徒主体の未来型オンライン通信制高校です。

この入学式も在校生が主体となって企画・当日の司会進行などを行いました。

式冒頭に山本潮校長から式辞が述べられ、３つのメッセージを贈りました。

一つ目は、「当たり前を疑う目を持つ」ということ。「当たり前を当たり前として片づけるのではなく、物事の本質に目を向けて“なぜ？”を考えられると自分軸の判断ができるようになります。自分の考えを持つことは、これからの日本人に大切なことです。」と語りました。

二つ目に「経験値をたくさん積んでほしい」ということ。「受験のための勉強だけではなく、その経験以上に価値のある経験、例えば英語を学びたいなら、実際に留学をしてみたり、ビジネスを学びたいなら、高校のうちからビジネスを起こしてみるなど、学校生活を通してたくさんの経験値を積んでほしい」と激励しました。

そして最後に、「未来を想像すること」の大切さを語ります。「生徒皆さまは、これからの社会で活躍する人です。10年後社会がどのように変化しているのかはだれも分からない。だからこそ答えがなく皆さんが行動したことが答えになります。その未来でどうやって生きていくのか、周りの人をどうやって幸せにしていくのかを考えられるのは、皆さんの特権です。皆さんには無限の可能性があります。まずはその可能性を皆さんでわくわくしながら語りあって、それが実現につながる第一歩になります」と新入生に高校生活を豊かにするための言葉が贈られました。

他にも当日は、岡山本校とiU東京キャンパスをつないでのライブ配信、ワオ校スクーリング紹介・校舎紹介、大人応援団からのメッセージが贈られるなど盛りだくさんの内容となり、在校生による司会や校舎紹介は、新入生にとって親しみやすく学校生活をイメージできるものとなっていました。

その後は、新入生による所信演説が披露され、「自立することを頑張りたい」や、「夢を見つける」、「初めてのことにたくさん挑戦する」とそれぞれが秘めている想いを発表する機会もありました。それらを聞いた在校生からは「初心に帰る思いです。これから一緒に学校を盛り上げていきましょう」と温かく新入生を向かい入れる場面も見受けられました。

入学された生徒に対して先生からは「バーチャルキャンパスの良い点は、コミュニケーションが活発になるところです。実際に対面での学びだとリアルの人間関係などに気を取られてしまい純粋な学びの議論ができない傾向にありますが、このバーチャルキャンパスでは純粋な議論ができるのです。特に同校では哲学の学びに力を入れているので、そういった面はすごくいい学びにつながっていると思います。この３年間を通して自分の人生哲学を持てるように、”答えのない問題を考え続けること”にぜひ挑戦してもらいたいと思います」とお聞きしました。

未来の学びに触れ、リアル以上に生徒同士や生徒と教職員のコミュニケーションを大切にしているワオ高等学校。この日多くの新入生が、それぞれの想いをもってワオ高校に入学しました。