新着情報
さくら国際高等学校 東京校
2023年05月27日
4年ぶりの開催!「ラオスフェスティバル2023」(東京都・通信制高校)
5月27日(土)~28日(日)の2日間、代々木公園イベント広場(東京都渋谷区)にて「ラオスフェスティバル(通称・ラオフェス)2023」が開催されています。
「ラオフェス」は、長年ラオスとの国際交流を続けてきたさくら国際高校東京校と、ラオス大使館との共催にて行われるイベント。ラオスと日本の友好親善を目的に2007年より開催されています。ラオス関連行事としては日本最大規模のお祭りで、ラオス本国でも広く知られているそうです。
第1回開催以来、ラオフェスは同校の目玉行事でしたが、コロナ禍の影響で2019年を最後に中止が続いていました。今回は実に4年ぶりの開催です。
27日に行われたオープニングセレモニーには、アセアン諸国の特命全権大使をはじめとした多くの来賓が駆けつけました。
まずはラオス国立舞踊団による歓迎の舞と、YOSAKOIそうか踊り子隊による演奏・パフォーマンスで幕開け。
続いてさくら国際高校理事長の荒井裕司さんが登壇し、開会宣言を行いました。
続いて、ラオス大使館中日特命全権大使、フォンサムット・アンラワンさんが登壇し、ラオフェス開催に関しての喜びと感謝の思いを話しました。
来賓挨拶では、コロナ禍を経て4年ぶりに開催されることや、これまでのラオスとの国際交流についての感謝の言葉が述べられました。
セレモニー終盤にはテープカット、記念写真撮影が行われました。
会場では多くの出店やキッズスペースなどが並び、料理や飲み物、雑貨などが販売されており、来場者たちはラオスゆかりの食や文化を楽しんでいました。
この日は、さくら国際高校東京校の生徒たちも大活躍。
キッズスペースにて子どもも楽しめる出店の運営や、チャリティバザーでの接客、清掃活動、総合案内などを担っていました。
サイドステージでは、生徒がピアノや歌の演奏を披露し、来場者から大きな拍手をおくられていました。
ラオスの文化や歴史についての展示をしているブースに立つ3年生の女子生徒は、約1カ月かけて調べ学習からまとめ、展示までを行ったといいます。
「調べていくうちにどんどん興味がわいてきて、みんなで興味のある分野を分担して進めた」と振り返りました。
「1、2年生の時は、コロナの影響でラオフェスはなかった。オンラインでの交流などはしていましたが、こうやってリアルでラオスの方々とお会いできるのは嬉しい」と笑顔を見せました。
また、総合案内に立つ3年生の男子生徒は、今年から国際交流委員に立候補したといいます。
「入学当初はあまりイメージがわかなかったけど、周りの友達や先輩が実際にラオスとの国際交流を行っている姿を見て、自分もやってみたいと思うようになった。人と話すことが好きなので、今日こうしてラオスの方や色々な来場者の方とコミュニケーションを取れることがとても楽しい」と語りました。
思うように学校行事が行えなかったコロナ禍を経て開催された今回のラオフェス。
生徒たちも晴れやかにそれぞれの場所で楽しんでいるようでした。
2日間にわたって開催されるラオフェスでは、ラオス語講座や、ラオスダンスレクチャーなど、来場者参加型の催しも。ラオス文化をたっぷり堪能できるプログラムが満載です。
気になる方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。