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湘南一ツ星高等学院
2023年09月14日
開校から3年半 新校舎で心新たに挑戦の日々が始まる(神奈川県・サポート校)
湘南一ツ星高等学院(神奈川県藤沢市)は、2020年4月開校から3年半が経った2023年8月に新校舎へ移転しました。それを祝し、9月14日(木)、新校舎開所記念イベントが開催されました。
第1部のセレモニーは、2年生の二人が司会進行を務めました。最初に、同学院のこれまでの歩みを動画で紹介。在校生らはともに思い出を振り返りました。
学院長の中川智幸さんは、挨拶にて「開校したのは2020年4月1日。コロナ禍の真っただ中で紆余曲折ありましたが、さまざまな“おかげ”でなんとか3年半が経ち、校舎の移転にこぎつけました」とこれまでを振り返りました。
また、「この3年半は、“○○のおかげで”と感じることの連発でした」とし、地域の方々を中心とする社会の人たちによるご協力と、地域の方々とのつながりの連鎖をうむ在校生や卒業生に感謝を伝えました。
来賓祝辞では、同学院の課外活動でつながりのある、片瀬こま保存会事務局長の杉下由輝さんがお祝いの言葉を述べました。夢や希望を自分で諦めてしまうことを『カマスの法則』を用いて解説し、「夢や希望を言葉に発したり、手を伸ばしたりすると、届いたり、しゃべってみたら『僕も、私もその夢を持っているんだ。一緒に頑張ろう』となることがある。見えないガラス板、心のバリアをつくらないでほしい」と、在校生らの今後の成長に期待をこめました。
在校生代表の2年生は、「中学の頃は学校に行けていないこともあり、人と話すのが苦手でしたが、一ツ星で人と関わることの楽しさを知り、今では楽しい生活を送れています。そんな楽しさを教えてくれた仲間のみんなに感謝しています」と在校生らに日ごろの思いを伝えました。そして、「広い校舎になり挑戦の幅が広がると思うと、これからの毎日が楽しみです」と、仲間とともに学院をさらに盛り上げていくことを誓いました。
セレモニーの最後には、テープカットが行われました。在校生らは、新校舎での新しい高校生活のスタートを一緒に切りました。
セレモニーの後には、棋士の青野照市九段による講演会がありました。「最年長棋士としての飽くなき挑戦 ~行くべき道には鐘がなる~」と題し、21歳でのプロ棋士デビューから70歳となったこれまでのご経験を話されました。
現役最年長でプロとして対局に臨めていることについて、「若いうちに自分の欠点に気がついて、理屈頭ではなく、自分の感覚を磨こうとしたことが今になってよかったことだと思っています」と語りました。
講演後には、多面指しが行われました。代表の在校生4名と学院関係者5名が挑戦。青野照市九段による迷いのない手に、代表者たちは悩みながらも粘り強く打ち続けました。対局後には、青野照市九段は、熱心に一人ひとりに講評を述べました。
▲熱戦が繰り広げられる将棋盤の様子はバックスクリーンに中継。みんなが見やすいようにとメディアチームが奮闘!多面指しの周りにも在校生らが集まります。
▲仲間とともに、青野照市九段に立ち向かいます!対局後には、青野照市九段から生講評!
午後からの第二部では、在校生と卒業生は開所記念パーティーを楽しみました。じゃんけん列車や気配斬り、椅子取りゲーム、ピニャータ、イントロドンのレクリエーションで盛り上がったようです。
開校から3年半。生徒とともに挑戦し続け、ぐんぐん成長する同学院。新校舎にて、新たな歴史を刻んでいくでしょう。
▲開所記念パーティー実行委員が盛り上げます。そして、みんなで乾杯!
▲笑いの絶えないパーティーでした。
~新校舎の様子~
旧校舎から2倍の広さになりました。JR・小田急・江ノ電「藤沢駅」より徒歩4分と、駅から通いやすいです。
▲ビルの4階・5階の2フロアに、全4教室。廊下には生徒同士で談話できるスペースも!
▲旧校舎の思い出がつまっている扉は新校舎に飾られています。