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わせがく高等学校 ※中学生・高校3年のみ募集
2023年11月17日
生徒の成長と挑戦の場「わせがくeスポーツ大会」を開催(千葉県他・通信制高校)
11月17日(金)、わせがく高校・わせがく夢育高校は「わせがくeスポーツ大会」をGG Shibuya(東京都渋谷区)にて開催しました。
本大会は、コロナ禍での感染拡大防止を受け、全キャンパスの生徒が集まって実施してきた体育祭の内容をeスポーツに変更し開催されてきたイベントで、今回で4回目の開催です。
この日は、わせがく高校とわせがく夢育高校の各キャンパスでの予選を勝ち上がってきた代表チームが集結し、「パズルゲーム」の決勝トーナメントが開催されました。
同時に、各キャンパスの生徒たちはオンラインで「アクションレースゲーム」「対戦アクションゲーム」に参戦。これら種目の合計ポイント数を競い、優勝キャンパスを決定します。
各チーム紹介、意気込み発表を経て、いよいよ競技スタートです。
今回は、ゲームの実況を生徒が担当。展開の早い試合の実況を、見事冷静につとめていました。ゲストにはプロゲーマーのLive(リベ)さんが駆けつけ、レベルの高い対戦に熱のこもった解説を添えながら試合を盛り上げていました。またリアルタイムでのYouTube配信も行われ、生徒が応援メッセージをコメントするなどでエールを送っていました。
団体戦のパズルゲームでは、不利な状況から一転して逆転勝利をおさめたり、長期戦にもつれこむ試合も。生徒たちの最後まであきらめない姿は真剣そのもので、目が離せない展開となりました。
団体戦を制したのは、西船橋キャンパスチーム。
ゲストのLiveさんも「抜群の連携」と絶賛のチームワークを発揮し、昨年と同じ顔ぶれのコンビが2連覇を果たしました。
エキシビジョンマッチでは、西船橋キャンパスチームとLiveさんの対戦カードが実現。パズルゲームで2対1となり、Liveさんがハンデを付けながらの試合となりましたが、生徒の猛攻を鮮やかにかわす姿はさすがのプロ。1本取られたら取り返すという、両者一歩も譲らない対決に。大接戦を制したのは、なんと西船橋キャンパスチーム。プロとの熱い戦いに、会場も大いに盛り上がりました。
決勝トーナメントの合間には「クイズ大会」や、個人の部として「パーティーロイヤルゲーム」も行われました。会場にいる生徒も、各校舎からオンラインで参加する生徒も、全員参加型で楽しめるような工夫がされていました。
総合優勝を果たしたのは、わせがく夢育高校の所沢キャンパスチーム。
3年生と2年生のコンビで臨んだ団体戦では準優勝、個人の部ではトップを飾るなど、チーム全員でつかみ取った勝利となりました。
総合優勝を果たした所沢キャンパス2年生の生徒は、昨年に引き続き2回目の参加。試合を終え、「団体戦では悔しい思いもしたけれど、去年より成長できたと思う。個人の部でも頑張ってくれたり、先輩やみんなのおかげで優勝することができました」とチームメイトへの感謝を述べました。
その先輩である3年生の生徒は今回が初参加。団体戦では粘り強いプレーで最後まで勝敗が分からない接戦を繰り広げました。大会を終えて「すごく緊張したけど、やり切れたと思います。いまは無事に終わってホッとしています」と安どの表情を浮かべていました。
実況をつとめた1年生の生徒は、これまでは人前に立つことを避けてきたそうですが「ゲームも実況も好きなので、この機会に思い切って立候補してみた」とのこと。「すごく緊張したけど、自分のなかで満足できるような実況ができたと思います。プロの方とも一緒にできて感無量、すごく良い体験になりました」と話し、思い出に残る日になったようです。
閉会式では、守谷校長から来年の開催についても発表があり、「eスポーツが果たす役割というのはさまざまです。その役割を、ぜひみなさん自身が楽しみながら考えて、将来につなげてもらえたら」と話しました。
この日会場に集まった生徒には、昨年と同じ顔ぶれも多数見受けられました。大会担当の石田先生は「4回目を迎え、この大会に出ることを目標に日々練習を頑張るという子も増えています」と話しました。
恒例行事になりつつある「わせがくeスポーツ大会」。生徒が成長を実感したり、新しいことに挑戦できる機会として、ますます盛り上がっていきそうです。
(取材・文/学びリンク編集部 小野ひなた)
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