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新着情報

日々輝学園高等学校

2023年12月12日

体験型キャリア教育を実施(神奈川県・通信制高校)

10月25日、日々輝学園高等学校神奈川校(神奈川県綾瀬市)は体験型キャリア教育“みらい”の一環で行われているインターンシップを実施しました。

同校では開校以来、生徒のキャリア教育に力を入れており、様々な取り組みを行っています。

 

同校のキャリア教育の内容は大きく3つに分かれます。

1つ目は生徒会活動・部活動です。これらの活動では他の学年や様々な年齢の人たちと関わることでコミュニケーション能力の向上を図ったり、社会につながる力を育成し、様々なことを経験できる場としています。卒業後、社会に出て必要となる力を育てられる機会となるため、同校では生徒会活動や部活動への参加を促しています。実際に「生徒会活動や部活動が盛んだから日々輝学園高校を選んだ」という生徒も多くいます。

 

2つ目は情報・プログラミング学習です。高度情報化社会と言われている中で、今後必要となる情報スキルを身に付け、社会に出て困らないようにするための学びです。また、より専門的に学びたい生徒には、2年次のコース選択で情報コースを選択することができ、プログラミングなどをより深く学ぶことが可能です。

 

そして3つ目は、体験型キャリア教育“みらい”です。

よのなか講座、高専・高大連携授業、インターンシップ、プロジェクト学習発表などから、それぞれ異なった目的や視点を体験できる機会を設けています。将来、生徒が社会で自分らしく活躍し、自立していける力が身に付くように実施しています。

神奈川校の教務主任 山口先生は、「体験型キャリア教育のポイントは、生徒が実際に何かを体験・経験し、そこから学びを得てもらうこと」と話し、体験型キャリア教育の大切さを語りました。

「誰かと関わり、何かをしたときにしか気づかない学びがあると思います。それは高校を卒業するための教科の勉強からでは分かりません。実際に体験・経験をすることで気づけることが多く、その中で得た学びが社会に出たときに役に立つのだと思います。」と話し、インターンシップへの参加を促しているのだといいます。

 

日々輝学園高校では、2年次にインターンシップを推奨しており、希望する生徒が参加します。インターンシップの種類も校舎によって異なります。神奈川校では地元の企業にご協力いただいて実施。今年は、ラジオ局、車関係、製造業関係の中から生徒の希望で選び、2日もしくは3日間の職業体験ができる機会となりました。

 

 

25日のこの日もインターンシップが行われました。ラジオ局に参加したのは2年生アドバンスコースの児玉さん。児玉さんは、中学校では、体調不良で学校に行けないこともあったといいます。そこでお世話になっている病院の先生から次の進路先として、がんばりすぎないように時間にゆとりができる通信制高校で、その中でも生徒へのフォローが手厚い日々輝学園高校を勧められ、入学を決めたといいます。

「初めて学校見学に来た時に、先生が生徒にすごく寄り添っているという印象を受けました。入学してからも先生が一人ひとりに優しく接してくれます。それぞれに合った考え方もしてくれて、否定せず一緒に物事を考えてくれる。いつも笑顔ですごく優しいから、現在は週5日で、毎日楽しく通えています」と話します。

そんな児玉さんは「ラジオに少し興味があったから」と、今回のインターンシップに参加しました。中学生の時からラジオを聴いていて、今回インターンシップの案内で、ラジオ局があることを知り、参加してみよう!と思ったのだそうです。

 

当日のインターンシップでは、生徒一人ひとりに担当が振り分けられ、実際に生放送で原稿を読んだり、フリートークでお話もしたそうです。児玉さんは、「参加してよかった。ラジオのことを色々知れたし、ラジオパーソナリティの方にもすごく褒めてもらえた。最初は緊張していたけれど、温かく受け入れてくださり、アットホームな雰囲気を実感できました。なによりも自分の自信にもつながりました」と話してくれました。

 

神奈川校の山口先生は「生徒へのサポートにもしっかり配慮しています。例えば、インターンシップが始まる前から、教員間で色々なことを想定し『この生徒がここに参加したときに、このようないいことが起きたり、逆にこのようなデメリットも起こりうる』と情報共有しています。生徒にとって意味のあるものになるように、アドバイス・フォローアップしていこう!」と、事前に話しているのだそうです。また、例えばインターンシップ先で失敗してしまっても、生徒が「その失敗も学び」と前向きにとらえられるように、適した教員が生徒の言葉に気を配りながら、未来につながるようにフォローすることも意識しているといいます。

最後に、「インターンシップを通して、実際の技術や知識を身につけることがゴールではありません。この先全く異なる業種に進んだとしても、今回の経験が何かのタイミングで役に立つことがあるはずです。そういった意味でも、未来につながるスキルアップの一助になればいいと思います」と締めくくりました。

 

1月20日埼玉県・大宮通信制高校・サポート校合同相談会

3月10日東京都・新宿通信制高校・サポート校合同相談会

2月23日神奈川県・横浜通信制高校・サポート校合同相談会