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N高等学校・S高等学校
2024年04月11日
AIを駆使した最先端の入学式 !N/S高・N中等部がAI入学式を開催!
2016年から「最先端の入学式」と称し、VR機器などを使用して入学式を実施してきた、学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校(本校:沖縄県うるま市)、S高等学校(本校:茨城県つくば市)、N中等部。4月7日(日)に行われた「令和六年度 N中等部・N高等学校・S高等学校 AI入学式~10,000通り、あなただけの入学式~」では、題にもある通りAIを駆使した様々な取り組みが行われました。
司会を務めたのは、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんとN/S高生徒会第2期生徒会長を務める石田暖都さん。生配信に寄せられるコメントを取り上げながら、暖かく新入生を見守りました。
スクールプレジデント・学校長式辞では、はじめにN高等学校の奥平博一校長が登壇。「学校が何をしてくれるかではなく、学校をどのように活用して何を成し遂げるのかという視点をぜひ持っていただきたい。今日からみなさんは我々の仲間です。一人ではなく、多くの仲間がいることを忘れないでください」と伝えました。
次にS高等学校の吉井直子校長が、「一人ではできないことも、ネットとリアルの様々な活動を通して仲間や教職員と共に実現できる、それが角川ドワンゴ学園の大きな特徴です。思い切りチャレンジを楽しんでください」と、エールを送りました。
最後にN中等部の折原 ダビデ 竜スクールプレジデントは、入学式でも活用されているAIについて触れ、「我々も教育の一環としてAIを積極的に取り入れ、使っていけるよう用意をしています。みなさんと一緒に新しいことを学びながら、一緒に学校を作っていきたいです」と、メッセージを送りました。
その後は、新入生限定の特設サイトについて紹介。特設サイトでは、様々なAI体験メニューが準備されており、その一つがAIによる奥平校長の式辞生成です。テキストを入力すると自分だけの式辞がAIにより生成され、AIの奥平校長に読み上げてもらうことができます。そして体験メニューの最後には、体験をまとめた一人ひとりの「N/S高新聞 入学式特別号」が生成されます。式では、ライブ視聴している新入生と一緒に奥平校長の式辞生成を体験しました。
そしてお祝いメッセージの紹介では、日本のAI研究の第一人者である東京大学大学院の松尾豊教授からお祝いの言葉が伝えられました。
続く新入生宣誓では、新入生250人の宣誓文と顔写真を基にAIが生成した架空の代表生徒が宣誓を行いました。また、スタジオには抽選で選ばれた新入生8名が登壇。代表して、アスリートクラスに所属する田口凛さんが「入学後はモーグルと勉強の両立を目指し、モーグルというスポーツの楽しさをたくさんの方々にお伝えできるように頑張ります」と、これからの意気込みを述べました。
スタジオ見学をした生徒たちは、式の前に特設サイト体験会に参加。一足先にAI体験メニューに触れ、「まだ何も定まってはいませんが、クラブ活動や課外活動の紹介動画はすごく興味を持ちました。いろいろな体験をしたいと思っているので、積極的に興味があるものに参加していきたいです」と、これからの高校生活について話す生徒もいました。
新入生宣誓の後は、特設サイトにて見ることができる在校生・卒業生・教職員の紹介動画、年間イベント・課外活動紹介と校歌斉唱パフォーマンス動画、エンドロールが流れました。
在校生・卒業生も一丸となって新入生を迎えるために準備してきました。式で流された動画もその一つで、すべて在校生や卒業生がこの日のために制作したものです。最後に石田生徒会長は、「一緒に楽しい学園や未来を創っていきましょう!」と、角川ドワンゴ学園の一員となった新入生に伝えました。
(取材・文/学びリンク編集部 片山実紀)
※N中等部は学校教育法第一条に定められた中学校ではありません。ご自身の中学校に在籍したままN中等部で学びます。
▼入学式はアーカイブ視聴が可能!気になる方はぜひ、ご覧ください!