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新着情報

あずさ第一高等学校

2024年05月09日

多様な生徒を温かく迎え入れる春(千葉県など・通信制高校)

4月23日(火)、文京シビックホール(東京都文京区)で、あずさ第一高校の入学式が行われました。

同校は、今年度は千葉、埼玉、東京、神奈川の全7キャンパスに加えて、技能連携校等の高等専修学校、専門学校高等課程も含めた計1076名の生徒が入学。

新入生一人ひとりの名前が呼ばれ、同校白波瀨正人校長から入学が許可されました。

 

 

白波瀨校長は式辞にて、「中学校における教育の基礎の上に、一人ひとりの生徒の心身の発達に応じた指導の下、一人ひとりの個性がもっとも伸びる教育を実践する」という建学の精神にふれ、同校の多様性、教職員、学校行事という3つの自慢できる特長について話しました。

同校は、専門学校や高等専修学校にも在籍している「連携校生」を数多く受け入れているほか、「本科生」の中にも、芸能活動やスポーツ選手などの活動と勉強との両立を目指す人など、多様な生徒が在籍しています。

新入生の服装からもその多様性を感じられます。あずさ第一高校の服装は自由。学校指定の標準服もありますが、女子生徒のスラックス選択も可能であり、複数のパターンを選択できます。

 

 

そして教職員について、白波瀨校長は「生徒のことを最優先に考えられる教職員」と紹介し、「明日からの高校生活に不安がある方も、教職員は全員カウンセリングマインドをもって接していきますので、安心して自分のペースで学習してください」と、新入生の不安を取り除くように語りかけました。

呼名の際には、壇上で教職員がしっかりと一人ひとりの生徒へ顔を向けて温かく見守っている様子がありました。そうしたことからも、学校全体で「生徒のことを最優先に」という姿勢を垣間見ることができました。 

 

 

最後に、「みなさん一人ひとりが実り多い充実した高校生活で人生の礎を築きあげられることを強く希望します」と新入生を激励しました。

 

来賓祝辞では、すず学園高等専修学校の渋谷通江校長と、野田鎌田学園杉並高等専修学校の藤井弘晶校長が代表して祝辞を述べました。

渋谷校長は、「みなさんの支えとなる人が3人います」と言い、「ご家族、お友達、先生方を頼ってこれからの3年間を大切に、楽しい学校生活を送ってください」と、“支えを頼ること”について強調しました。

 

 

続いて藤井校長は、「3セット理論」を紹介し、人に限らず、物事も「その気になって3回以上取り組んで初めて本当の印象が分かる、充実した高校生活を送ってください」と話しました。

 

その後は来賓紹介と祝電披露がなされました。

会場にはたくさんの祝電が届いており、ロビーにずらりと並んだ祝電から、様々なルーツを持った新入生のみなさんが、それぞれ応援されてここに集ったことを感じました。

 

 

在校生歓迎の言葉では、代表の生徒が1年前の自身の不安だった経験を振り返った上で、「ある日きっかけをくれたクラスメイトを始めとして、今では先輩や同級生と交流することができて毎日充実しています」と語りました。

また、「当校の生徒たちは、一人ひとりが自分の夢に向かって勉強やアルバイトを頑張っています。これからみなさんもあずさ第一高等学校で過ごす日々の中で、夢に向かって進んでいってください。私たちと共に歩んでいきましょう」 と温かく新入生を迎えました。

 

 

次に、新入生誓いの言葉を述べた代表生徒は、学校見学の際の、明るい学校の雰囲気や先輩方の姿を見て受験を決めたと言いました。「オリジナルコースや部活動でそれぞれの好きなことを一生懸命学び、文化祭などで活躍されている姿や、クラスメイト同士協力して素敵な文化祭を作り上げられている姿を見て、『私も先輩方のように行事に参加したり、互いの夢を応援し合える友人と高校生活を送りたい』と強く思いました」と想いを語りました。そして、「私たち新入生はあずさ第一高等学校の生徒として自覚と誇りを持ち、実りある高校生活を送ることを誓います」と述べ、誓いの言葉を白波瀨校長へ渡しました。

 

 

改めまして、新入生のみなさんご入学おめでとうございます。

 

(取材・文/学びリンク編集部 柳史)