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飛鳥未来高等学校
2019年03月08日
「あなたがいたから」応援してくれた仲間に感謝(東京・通信制高校)
飛鳥未来高等学校池袋キャンパス(学校法人三幸学園:東京都豊島区)の平成30年度卒業式が3月8日(金)、東京都板橋区の板橋区立文化会館で行われました。池袋キャンパスの3DAYコース、スタンダードコース、ベーシックコースなど総勢161名が卒業を許可され、足立有司校長より卒業証書が授与されました。
式辞を述べた足立校長は、「通信制高校には幅広い自由な環境が用意されていますが、その自由には、それに見合う以上の責任が求められ、自ら選び学んでいく、いわば攻めの姿勢が必要だったでしょう」と、通信制高校で学んできた卒業生の成長を称えました。また、式辞を終えると足立校長は池袋キャンパス生に向けて改めてメッセージを伝え、「これからの世の中、辛いこともあるかもしれない。だけど、楽しいこともいっぱいあるよ。その楽しいことをしっかり楽しめるように、体に気をつけて頑張ってください」と力強く語りかけました。
卒業生答辞では、中学時代まで周囲に心を開かず殻に閉じこもっていたという女子生徒が登壇。飛鳥未来高校で個性豊かな仲間と出会ったことで、周囲の意見を聞き、自分の気持ちを伝えることの大切さを学んだと話します。様々な学校行事の中で、最も印象に残ったのが飛鳥未来高校の関東4キャンパスが合同で行う体育祭「ASU☆FES」。その中でチームの団長を務めた彼女は、「“あなたが団長じゃなかったら、こんなに楽しくならなかった”と言ってもらえた。みんなが応援してくれたことで自信がつき、何をするにしても勇気をもって行動できるようになった」と振り返りました。また、文化祭では投票でファッションショーのリーダーに選ばれましたが、周囲と意見がぶつかり、友達に強く当たってしまうこともあったと言います。しかし、「最後に1位を取ることができた。意見をぶつかり合わせたからこそできた演出もあり、このメンバーで本当によかった」と関わった仲間や先生方にも感謝を述べました。
飛鳥未来高校では、「生徒の日々の努力をできるだけ多く評価したい」との想いから、卒業式では多彩な種類の表彰が卒業生へ贈られます。この日も校長賞やキャンパス長賞、飛鳥未来特別賞など数多くの賞が贈られました。
卒業の歌として「旅立ちの日に」が卒業生から歌われると、それに対して在校生から「COSMOS」が送る歌として合唱され、会場が感動に包まれる中、閉式となりました。