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成美学園高等學校
2019年03月08日
見守ってきた生徒たちへ「最後のホームルーム」( 千葉県・技能連携校 )
3月8日(金)、成美学園グループの卒業式が千葉市民会館(千葉県千葉市)で行われました。
今年は成美学園、かずさ翔洋学園、なりた翔洋学園、ちば中央学園、あわ翔洋学園、あさひ翔洋学園、6つの学習拠点から123名の卒業生が母校を卒業しました。
式では、酒井秀光学園長自ら卒業生一人ひとりに卒業証書を授与し、握手を交わしました。
その後、酒井学園長は保護者から「入学後、家庭のなかで学校の話をするようになった」と話を聞くことに触れ、生徒たちが校訓である「挑戦」「謙虚」「感謝」を「知っている」だけでなく「実行してきたから」と話しました。そして、「挑戦すれば失敗もある。でもそれは挑戦をしなければ無かったこと。どんな状態であれ謙虚に受け止めることができれば人は成長します。また、誰もひとりでは生活できません。誰かに迷惑をかけながら生きていきます。そこに感謝を持ってください」と話し、社会に出ていく卒業生にエールを送りました。
答辞では、卒業生代表の男子生徒が、「中2の夏から不登校で、部活や勉強、友人づきあいが思うようにできなかった心残りがあり、成美学園なら楽しみながら充実した学校生活ができるかもと思って入学しました。入学してからは、音楽が自分を大きく変えてくれました。そしてドラムを専攻し、ステージに立ってみんなでひとつのものをつくる喜びや楽しみを知りました」と話しました。
また、卒業生たちをずっとそばで見守ってきた担任教師たちによる「最後のホームルーム」では、それぞれ担当していた生徒へ向け、時に涙ぐみ、時に叱咤激励しながら、「片時も忘れずに君たちを考え続けた日々だった」「人生の勝負時がきたら、待ったなしだよ」「保護者のかたに『ありがとう』を言おう」と語り掛け、思い思いのはなむけの言葉を贈りました。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!