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N高等学校・S高等学校
2024年07月05日
3校目となる『R高等学校(開校準備中)』を発表! 教育事業発表会「The Nth DAY(N=3009)」を開催
6月26日(水)、N高等学校やS高等学校などを運営する学校法人角川ドワンゴ学園と株式会社ドワンゴの教育事業発表会「The Nth DAY(N=3009)」が開催されました。タイトル「N=3009」は、N高開校から3009日目を表しています。
▲提供:N高グループ
The Nth DAYでは、N/S高やN中等部の実績を紹介するとともに、同学園の新たな取り組みや教育内容を発表。4回目を迎えた今回も様々な発表がなされました。
現在、N高とS高を合わせて、生徒数は28,942名(5月1日時点)。累計入学者は、66,994名にのぼる同学園について、理事長の山中伸一氏は「生徒がやりたいことを伸ばせる学校になっている」と話しました。実際に、昨年度の大学進学率は34.8%で、国公立大学に172名(前年度比:152.2%)、主要私立大学には1,981名(同:126.4%)、医学部に10名(同:166.6%)、美術・芸術大には98名(同:134.2%)が進学しました。こうした大学進学実績について山中理事長は、「進学したいという思いを実現している生徒たちは本当に素晴らしいと思います。本校としても、生徒たちの多様な進路を実現できるようなサポート体制を充実させてきました。それが実績に表れていると思いますし、来年もさらに増えると思います」と述べました。
そして、角川ドワンゴ学園3校目となる「R高等学校(開校準備中)」の設立を発表。群馬県桐生市の旧群馬県立桐生女子高等学校を本校とし、2025年4月開校予定です。校名となる“R”には、「REAL」「RESPECT」「RELATION」「REVOLUTION」など、「生徒一人ひとりがさまざまな“R”を見つけ、自分だけの“R”を創れるように」という想いが込められています。
▲提供:N高グループ
R高を開校する経緯について山中理事長は、「N/S高合わせて生徒数が3万名近くなり、N高開校時から比べると約18倍。年々入学者が増えていく中で、今、3校目を創る必要があると考えました」と伝えました。R高が開校すれば、グループ合わせて定員は6万名となります。
当日は、群馬県の山本一太知事と桐生市の荒木恵司市長が会場にて登壇し、開校地となる群馬県と桐生市の魅力を伝えました。
山本知事は、群馬県について「都会の良さと田舎の良さが詰め込まれている」と紹介。デジタルクリエイティブ人材の育成やeスポーツの取り組みにおける角川ドワンゴ学園との親和性についても説明し、「新しい高校を知事として500%歓迎します」と、思いを伝えました。
荒木市長は、桐生市の織物や重伝建築に指定されているレトロモダンな街並みなどの魅力を紹介。そして、「スクーリングなどを通して、R高のみなさんと一緒に桐生市で過ごせることを楽しみにしています」とメッセージを送りました。
R高では、スクーリングの際に群馬県の文化・歴史・食などを体験できるカリキュラムを予定。世界遺産である富岡製糸場見学やこんにゃく・下仁田ネギ・キャベツ・なすなど群馬県の名産品を使用した調理実習、「八木節」への挑戦、スクーリングの最終日に群馬の有名な温泉地への宿泊も検討しています。さらに、R高の開校に合わせて、N/S高の令和6年度卒業式は群馬県前橋市で実施することも発表されました。
群馬県での開校について山中理事長は、「教育をはじめとして、いろいろなコンテンツを活用して魅力を上げていこうとする群馬県は、第3の高校を作る場所としてぴったりだと思いました。新しく桐生市にR高を開校できることにワクワクしています」と話しました。
また、同学園では2025年春から『定期テスト』を必修化することを発表。「試験勉強不要。成績にも無関係」だと言い、導入の目的は生徒の学力を把握し、適切な学習と進路指導につなげることだとしています。
▲提供:N高グループ
さらに、全国69ヶ所ある通学コースのキャンパスをR高が開校する2025年4月までに100ヶ所に増やすとし、その第一弾として、北海道函館、富山県、長野県松本、静岡県沼津への開設が発表されました。今後、随時開設キャンパスを発表していくとしています。
▲提供:N高グループ
山中理事長は、「生徒が主役という基本的な思いはN/S高と変わりません。生徒が主役で、生徒が伸びるためのサポートしていくのがN高であり、S高であり、R高です」と、思いを述べました。
(取材・文/学びリンク編集部 片山実紀)
☆R高等学校(開校準備中)は、9月20日(金)より出願受付を開始予定。2025年入学生は、入学金1万円免除のキャンペーンも実施されます!