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AIE国際高等学校
2024年07月30日
英語劇を通じて、仲間と協力し合い感性を磨く (兵庫県・通信制高校)
7月16日(火)、AIE国際高等学校では「English Theater(英語劇発表会)」を行いました。
AIE国際高等学校では、毎年「English Theater」を開催します。今年のテーマは、"Think outside the box!"(型にはまらずに発想する!)
AIEでは、アメリカのプロの劇作家による作品を演じます。メッセージ性の強い作品も多く、発表までに作品理解を深めるため、生徒同士でディスカッションも行ってきました。
昨年は、プロの脚本家であるブライアン・ウィリス先生と、シャーロット・ティエンケン先生が来日し、生徒たちを直接指導しました。なんと今回、その二人から本番を前に応援のビデオメッセージが届きました。「Break a leg!(頑張って!)」という激励に、生徒たちも気合いが入ったのではないでしょうか。
舞台は体育館のステージを利用するのが一般的かもしれませんが、今回は使わず、校舎の3つの部屋を使い、劇ごとに観客が移動するという形式でした。
今年演じた劇は、下記のショートプレイ(短編劇) 6作品です。
・『Salad Bar(サラダ・バー)』(ティム・ホーバン作)
・『The Box(ザ・ボックス)』(エリザベス・レビー作)
・『Sparrow(スパロウ)』(スペンサー・ジョンソン作)です。
・『Robotic Genetics(ロボット遺伝学)』(マイケル・ウォレス作)
・『The Evolution of Chaos(混沌の展開)』(ブライアン・ウィリス作)
・『Lefty(左利き)』(マイケル・ウォレス)
見ているだけで面白い劇もある中、ぞっとするような社会風刺のメッセージを含んだ劇もあり、観客は様々な反応をしていました。楽しいだけではなく、劇からのメッセージを感じ取ってもらえたようです。
今年も多くの生徒が熱演を披露し、観客の方々へ作品に込められたメッセージを伝えようと協力してきました。特に、昨年プロの指導を受けたメンバーは圧巻の演技を見せ、その姿に後輩たちも大いに刺激を受けたようです。
「English Theater」を通じて英語力の養成のみならず、感性を磨き仲間と協力し合うことが学べたのではないでしょうか。