新着情報

2024年07月31日

スポーツの祭典が今年も開催！第34回全国高等専修学校体育大会（山梨県・高等専修学校）

高等専修学校の生徒たちがスポーツを通して競い合う「全国高等専修学校体育大会」。その34回大会が7月22日（月）～24日（水）の3日間、富士北麓公園（山梨県富士吉田市）、富士河口湖町民体育館（山梨県河口湖町）、鐘山スポーツセンター（山梨県富士吉田市）にて開催されました。

平成3年から行われている本大会は、当時インターハイの出場資格が得られなかった高等専修学校の生徒たちのために開催されました。毎年、生徒たちのために運営に携わる先生方が創意工夫をしながら手作りで作り上げています。

34回目の開催となった今年度は、茨城県、千葉県、東京都、神奈川県、静岡県、長野県、愛知県、大阪府、兵庫県、鳥取県、山口県から22校738名が参加。10年に1度と言われる猛暑の中、軟式野球、バレーボール、バスケットボール、卓球、陸上競技、フットサル、自転車競技、バドミントン、スポーツウェルネス吹き矢、駅伝競走の10競技を行いました。

大会初日に富士北麓公園体育館で行われた開会式には、18校が参加。出場校の呼名や優勝旗返還が行われ、緊張しながらもはつらつとした表情を見せる生徒たちの姿がありました。冒頭では、司会を務めた日本芸術高等学園の岩城愛羅さんが国歌を独唱。素晴らしい歌声を体育館内に響かせました。

大会会長挨拶では、全国高等専修学校協会の大岡豊会長が生徒たちに激励の言葉を述べました。大岡会長は、「みなさんが日ごろ練習や取り組んできたことを今日から3日間、競技を通して精一杯取り組んでほしいと思っています」とエールを送ると同時に、「本大会は手作りの大会です。みなさんは選手として活躍すると共に、一スタッフとしても大会を盛り上げてください」と伝えました。

次に、赤池誠章参議院議員が祝辞を述べ、「コロナ禍の3年間を乗り越え、開催できたことを心よりお祝い申し上げます。この3年間は本当に大変だったと思いますが、この体験は必ずみなさんの人生のなかで糧となります。精一杯、怪我無く頑張ってください」とメッセージを伝えました。さらに、文部科学省専修学校教育振興室の中安史明室長の祝辞が代読され、「これまで応援してくださったご家族、熱心にご指導いただいた先生方への感謝の気持ちを忘れずに、日ごろの練習の成果を存分に発揮されることを期待しております」と激励の言葉を述べました。