新着情報

N高等学校・S高等学校・R高等学校（25年4月開校準備中）

2024年09月17日

リコーなど大手企業との連携プログラム、pixiv提携科目の追加講師などを発表！ ZEN大学（仮称・設置認可申請中）

株式会社ドワンゴと公益社団法人日本財団が共同で一般社団法人日本財団ドワンゴ学園準備会を設立し、開学に向けた準備をしている新しいオンライン大学「ZEN大学（仮称・設置認可申請中）」。その設立に関する発表会第三弾が、9月10日（火）に行われました。

▶▶開学への考えなどを話した発表会第一弾はこちらから

▲提供：ZEN大学（仮称・設置認可申請中）

今回は、2月に行われた発表会第二弾の追加情報に加え、企業連携によって行われるインターンプログラムの提携企業を発表。さらに、学生に対するサポート体制についても詳細が説明されました。

第二弾で発表されたpixiv連携科目では、『少女革命ウテナ』などで知られるアニメ監督・幾原邦彦氏やポケモンやウマ娘などのゲームイラストを手掛けるイラストレーター・さいとうなおき氏など、新たに人気クリエイターがゲスト講師として参加します。

さらに、pixiv連携科目のキービジュアルを公開。『Fate/Grand Order』『刀剣乱舞』のキャラクターデザインを務める望月けい氏がイラストを担当し、ZEN大学の資料請求時にこのキービジュアルが表紙の別冊pixivが同封されます。

▲提供：ZEN大学（仮称・設置認可申請中）

▶▶pixiv連携科目や課外プログラムについては、第二弾発表会の記事から

また、企業や地域と連携して実施するキャリア教育プログラムの詳細が説明されました。キャリア教育プログラムでは、国内企業から外資系、環境、ドローン・VRといったICT・デジタル企業、地域団体などとの連携で、実務経験を通してビジネススキルや学生のキャリア形成を培うプログラムを準備。すでに24の企業・団体との提携が予定されています。

▲提供：ZEN大学（仮称・設置認可申請中）

事務機器などの製造メーカーである株式会社リコーとは「ビジネスデザイナー育成プログラム」、ドワンゴが運営するN高グループとも提携しているクラスター株式会社とは「VRを活用したまちおこしプログラム」。地域連携で、桐生商工会議所と「繊維の街桐生ファッションウィークインターンシップ」、横須賀商工会議所と「よこすかビジネスプランラボ」を実施予定です。

また日本財団が費用助成してプログラムについて、日本財団専務理事の笹川順平氏がシリコンバレーで行う6日間（現地滞在期間）の研修について紹介。世界の最先端企業が集まる場所で、起業やビジネスのノウハウを学びます。この他にも、国内外、リアル、オンラインなど、場所も時間も様々なプログラムを日本財団のサポートの下で提供していくとしています。

▲提供：ZEN大学（仮称・設置認可申請中）

こうしたプログラムはもとより、通信制大学には就職活動を通学大学の学生と同様に行えるのかという懸念点があります。同準備会では企業へのヒアリングを実施し、通学制・通信制の区別なく採用を検討すると回答した企業を発表。さらに、ZEN大学生の採用に前向きに検討できると回答した企業は1,000社を超えており、情報通信業界、製造・建設・インフラ業界、医療・飲食・サービス業界など、多岐にわたります。学生自らが学びを設計し、社会と連携しながら実践的に学ぶZEN大学のカリキュラムは、多くの企業に支持されているようです。

▲ZEN大学（仮称・設置認可申請中）YouTube配信より

また、ZEN大学生の学びを支えるキャリアサポートについても紹介。1年次から学生一人ひとりに「キャリア・アドバイザー」がつき、定期的な面談で将来のキャリア選択をサポートしていきます。

さらに、履修計画や学習計画を支援する学生にとって一番身近な存在となる「クラス・コーチ」、卒業までの学びを支援する「アカデミック・アドバイザー」を含む3つをキャリアサポートとしています。これらのサポートを受けながら、ZEN大学での学びや体験をポートフォリオとして残すことで、効果的な学習につなげていきます。

▲提供：ZEN大学（仮称・設置認可申請中）

学長就任予定の若山正人氏は、「私が大事にしているのは、学生が自らいろいろなことを設計できること。どの科目を選択するのか、どういう課外授業を取るのかなど、設計する自由がZEN大学にはあります」とし、「ただ、自由にすべてを決めるのはなかなか迷いがあるものだと思います。ZEN大学では、そのためのサポートを準備していますので、学生にはぜひ利用してほしい」と考えを伝えました。また、「ZEN大学で挑戦と失敗を繰り返しながら成長してく。そうした学生を社会に送り出したいというのが私の強い思いです」と、開学に向けた思いを述べました。