新着情報
N高等学校・S高等学校
2024年10月07日
ASO高等部・ASOポップカルチャー専門学校 高等課程でゲーム・CG・イラスト・IT分野を「好き」から「得意」に
2019年4月、学校法人麻生塾と学校法人角川ドワンゴ学園の業務提携によって生まれた『ASO高等部』。多様な分野を持つ麻生塾の専門学校グループのバックアップを受け、「ゲーム」「プログラミング」「CG・イラスト」の3つの専門コースを学べます。さらに、提携するN高等学校のネットコースに同時入学。自分のやりたいことの専門スキルを磨きながら、高卒資格も取得可能です。
学習スタイルは、専門分野+αの強みを作れる選択授業が豊富な週5日コース、ゆっくりしたペースで好きなことに取り組める週3日コースを選べます。
この週5日コースが2024年4月から、『ASOポップカルチャー専門学校 高等課程』として専修学校高等課程の認可を受けました。ASO高等部校長代行の門司哲也氏は「国からの就学支援金だけでなく、福岡県の私立高等学校等学校納付金軽減補助金、高校生等奨学給付金の対象となったのは非常に大きい」と話します。学費の大きな負担軽減になっただけでなく、通学定期券の学割利用も可能になりました。
▲ASO高等部校長代行の門司哲也氏
高等専修学校認可を受けて、生徒のコース選択にも変化が出ているといいます。「今年度の入学生は、週5日を選ぶ方が多くいました。今、割合としては7割ほどになると思います」と、門司氏。多様化する生徒たちのニーズにより応えられるようになったそうです。
それでも同校が変わらず大事にしているのは、生徒の“とっかかり”をつくること。「生徒たちは、面白いと思えばどんどん自ら学ぶようになります。カリキュラムを詰め込むのではなく、生徒がやりたいと思うとっかかりを大事にする学習内容を大事にしています」と述べました。
▲様々なコンテストに出場し、成果を発揮する生徒も
また、サポートの手厚さも同校の魅力の一つです。生徒それぞれの苦手な部分を支援するために保護者との情報共有やスクールカウンセラーとの連携によるメンタルケアも行っています。
さらに、今年度から生徒が自身の状況を把握できるよう、「メンタル・フィジカルチェック」を導入。スクールカウンセラー監修の元、生徒が自身の心と身体の状態を知ることを目的としています。継続して記録することで、なぜイライラするのか、気分が良い日はどういう時かを客観的に見て、自分自身をコントロールできるようになる第一歩として考えているそうです。
その他にも、フレックスクラスをグループ全体で設置し、学びたい意欲はあっても毎日通うのが難しかったり、メンタル面の問題から教室に入れない生徒の登校習慣を支援しています。
このようなサポート体制を築けているのは、専門学校のバックアップがあることが大きいと門司氏は話します。アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を制作していたスタジオカラーとドワンゴ、そして麻生塾が共同出資して設立したアニメ・CGスタジオ『プロジェクトスタジオQ』から講師として出向しているプロのクリエイターがASO高等部にも派遣されたり、2・3年次には麻生グループの各専門学校の教員より職業説明や各校の紹介をする機会も設けられています。総合専門学校を運営している麻生グループならではの強みがASO高等部にも活かされています。
門司氏は、「不登校経験のある生徒が多いですが、高校年齢から専門的なことをやりたいという思いで本校を選んでくれた思いに対して、精一杯サポートさせてもらいます」と、同校のサポート体制について述べました。今年度は生徒から有志を募り、教員と一緒に『COMIC CITY福岡』で自主制作ゲームの販売に向けた動きも生まれています。充実したサポートとプロのクリエイターから直接学べる環境だからこそ、生徒たちの活動の幅も広がっているのでしょう。
(取材・文/学びリンク編集部 片山実紀)
▶ASO高等部・ASOポップカルチャー専門学校 高等課程のHPはこちら!
今週末の10/6(日)に開催される福岡相談会で直接ご相談することも可能です!
詳細は下記をご覧ください!