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日本ウェルネス高等学校
2024年11月12日
不登校、留学生…多様な個性を受け入れあう新キャンパス(広島県・通信制高校)
日本ウェルネス高等学校は、全国各地に通学できるキャンパスを構えています。
2024年4月、同校広島キャンパスは新しい校舎へ移転。新入生増加による拡大移転となります。このほど新たにできたキャンパスを取材しました。
JR「安芸中野」駅から徒歩5分程度の場所に位置する新キャンパス。
赤い屋根のある2階建てのきれいな校舎が目印です。
向かいにはグループ校「日本ウェルネススポーツ専門学校広島校」があり、情報処理などを学べる「ウェルネスIT科」と外国籍の学生に向けた「日本語科」が開設されています。
日本ウェルネス高校の生徒も専門学校の授業を受けたり、留学生と交流することも可能です。
外国籍の高校生もともに学んでおり、日本語学習のサポートが必要な生徒には補習も行われています。この日も教室で熱心に授業にはげむ生徒たちが見られました。
留学生とは、球技大会や初詣などで交流できる機会もあるといい、国内にいながら国際交流ができる環境です。
▲日々の授業は10人~15人程度の少人数制。個々の習熟度に応じた学習サポートが行われています。
▲校内には、ジャックラッセルテリアの「ハッピー」が。みんなの人気者です。
学習スタイルは週5日、週2日、通学0から選ぶことができます。
キャンパス長の浜野先生によると、人気なのは週2日の通学型だそう。
「中学校に一日も行けていなかったという生徒や、人間関係で苦労したことのある生徒も、だんだんと通えるようになっています。それは、無理に周囲に合わせることなく、自分のペースで過ごせる空間であることが大きいと思います。さまざまな理由で不登校を経験した生徒や外国籍の生徒など、一人ひとり違う境遇や個性を持っているのがここでは当たり前で、それを自然と受け入れあっているように思います」(浜野先生)。
集団が苦手で別室から徐々に慣らしていく生徒や、専門学校の興味のある授業をきっかけに通えるようになった生徒もいるといいます。
個々の状況に応じた柔軟な対応ができるのも、少人数制のきめこまやかな教育体制があるからこそです。
▲教室の後方にも外から自由に出入りできる入口が。授業の途中、遅れて来ても気兼ねなく入っていけるような工夫だそう。
この日校内を案内してくれた浜野先生は、自ら教室を見回り、生徒へあたたかく声をかけていました。
生徒一人ひとりの成長を、近くで見守る先生たちの姿が印象的でした。
(取材・文/学びリンク編集部 小野ひなた)
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