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さくら国際高等学校 東京校
2024年11月28日
「好き」「得意」を思いきり発揮! 文化祭「秋桜祭」を開催(東京都・通信制高校)
さくら国際高等学校東京校は、文化祭「秋桜祭」を開催しました。
去る10月26日(土)、27日(日)の2日間は校舎での模擬店やステージ発表が行われましたが、このほど11月26日(火)、国立オリンピック記念青少年センター(東京都渋谷区)にて「ホール開催」のプログラムが行われました。
保護者コーラス、バンド演奏、合唱、朗読劇、ダンス、演劇、英語スピーチ、「青年の主張」、生アフレコ、ソーラン節などなど、盛りだくさんの演目が披露されました。
▲軽音樂部によるバンド演奏。平成のヒット曲から往年の名曲が披露されました。
▲合唱部・芸術専攻生徒による合唱。美しいコーラスに、客席では思わず涙する保護者も。
▲演劇部による演目。サスペンスフルで引き込まれる展開、熱演が光ります。
▲朗読劇・ダンス。誰もが知る童話を大胆にアレンジし、豊かな表情と声色を自在に操り心情を表現。客席からも笑いを誘っていました。
▲総合エンターテインメントコース生徒による迫力の「生アフレコ」。プロ顔負けの表現力に観客の目はくぎ付けに。
英語科生徒によるスピーチでは、生徒が普段考えていることや自身の夢について、流ちょうな英語で発表がされました。
トップバッターをつとめたのは1年生の女子生徒。
「同世代の友達は恋愛の話ばかり、もっと学業に集中すべきでは?」「でも、自分もみんなと同じように恋愛をしてみたい気もある」という心の叫びと葛藤を英語で吐露しました。パワフルかつユニークなスピーチに、客席は爆笑。見事に観客の心を掴んでいました。
スピーチを終えた生徒は、「みんなに笑ってもらえたらいいなと思って取り組んだので、今日の反応はすごく嬉しかった」と手ごたえを感じた様子でした。夏休みを利用してカナダへ短期留学し、それをきっかけにスピーチに挑戦したとのことでしたが、「中学生の頃はみんなの前で発表したり、積極的に新しいことに挑戦などはあまりできなかった」とかつての自分を回顧。
「さくら国際に入学して、色々挑戦してみようとする本来の自分の性格が戻ってきた気がする。今日はすごくいい経験になったので、これからも色々なことに挑戦していきたい」と意気込みました。
学校建設プロジェクトに取り組んだラオスや、姉妹校のある台湾との国際交流もさかんな同校。
この日は台湾の姉妹校・三信高校から教員・生徒が駆けつけ、歓迎を受けました。
両校からの挨拶、プレゼント交換を終えた後には、両校の生徒たちが一緒に「We Are The World」を合唱。国境を越え、一つになった瞬間でした。
台湾姉妹校の生徒が入退場する際には、さくら国際高校の生徒たちが日本と台湾の二つの国旗を一生懸命に振りながら歓迎をしていました。
同校には豊富な部活動のほか、声優や芸能などを専門的に学べる多彩な選択コースがあります。その道のプロを目指す生徒も在籍しており、この日生徒たちは日々の学習の成果を思いきり発揮できたようです。
それぞれパフォーマンスを終えた生徒が客席に戻ると「めっちゃよかったよ!」「拍手すごかったね!」とお互いをたたえあう姿も見られました。
一人ひとりそれぞれ違う得意・好きな分野に思いきり打ち込めるからこそ、自然とお互いの個性や頑張りを認めあう環境が形成されているのかもしれません。
(取材・文/学びリンク編集部 小野ひなた)