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新着情報

浦和高等学園  高校部、中学部(ウラゾノ)

2025年03月14日

「人生を楽しむ覚悟」を胸に、大海原へ漕ぎ出す卒業生たち/浦和高等学園高校部(埼玉県ほか・技能連携校)

3月6日(水)浦和高等学園高校部(ウラゾノ)は、浦和コミュニティーセンター コムナーレにて卒業証書授与式を挙行しました。

 

 

RADWIMPSの「正解」が流れるなか、胸を張って入場した卒業生。一人ひとりが呼名され、壇上で槙山正春校長から卒業証書を授与されました。

 

 

式辞では、槙山校長が十数年前に勤務していた中学校でのエピソードに絡めて卒業生にメッセージを述べました。当時の教頭は翌年度に異動が決まった際、保護者から「裏切者」と言われたことを信頼と期待を寄せられていた証だとして「最高級の誉め言葉」だと喜んだそうです。「ここにいる皆が違う道を目指します。君たちをよく理解してくれたウラゾノの先生や、隣に並んでいる友達はいません。ちょっと不安になるかもしれませんが、ウラゾノで培った力を発揮すれば大丈夫。新しい場所でも仲間を作り、あの教頭先生のように、別れるときには信頼される存在になれるはずです」と、エールを贈りました。

 

 

続いて、浦和高等学園高校部が連携している、星槎国際高等学校の増田泰三教育連携室室長が来賓を代表して祝辞を述べました。

「これまで過ごした日々の中で、様々な壁にぶつかることもあったでしょう。しかしその一つひとつが皆さんを強く、確かな自信を持つ人間に成長させたことと思います。社会は日々変化し続けますが、皆さんが浦和高等学園で身につけた柔軟性や、多様性を尊重する力はこれからの社会で欠かせません。その力を持って、皆さんが未来を切り開いていくことを心から信じています」と、卒業生への期待の言葉で結びました。

 

 

在校生送辞では、代表を務めた生徒が縦割りで活動するゼミ活動や学校行事などで、時には指導者として、時には仲間として多くを教えてくれた卒業生へ感謝を述べました。距離の近い関係だからこそ、先輩の背中から自然と多くのことを学ぶことができたといいます。「私たちも先輩方のように、頼られる存在となれるよう全力を尽くしていきます」と決意を述べました。

 

卒業生答辞では、「ここでの経験を生涯胸に刻み、これからの人生に役立てて生きていこうと思います」と、ウラゾノでの日々を振り返りました。

そして、代表生徒が壇上から後ろへ向き直り、「在校生の皆さん」と語りかけ、「多くの方がこれから進路を考え、たくさん悩むと思いますが、絶対に大丈夫。ウラゾノなら必ず自分の存在価値を見つけることができます」と笑顔を見せました。「高校卒業直後の進路選択だけで人生が決まると思わず、一つひとつのステージを楽しみましょう。皆さん、人生を楽しむ覚悟はできていますか?私たち卒業生は、もうできています」と、力強く宣言しました。

最後に、在校生、教職員、保護者、来賓の方々へ改めて感謝を述べ、「今日私たちは卒業しますが、『大航海はまだ終わらない』という思いを胸に、それぞれの新たな大海原へ再び舵を切ります」と、締めくくりました。

 

 

保護者謝辞では、生徒の個性に合わせた声がけや、熱心な指導により、生徒が逞しく成長することができたと感謝の言葉が述べられました。

 

式が終わり、FUNKY MONKEY BABYSの「ありがとう」が流れるなか、卒業証書を胸に歩いていく卒業生たちは、しっかりと前を見据えていました。

 

 

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