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中央高等学院
2025年03月26日
社会への一歩を踏み出す門出/中央高等学院(関東・サポート校)
3月4日(火)、中央高等学院の令和6年度卒業式が京王プラザホテル(東京都新宿区)にて挙行されました。吉祥寺・池袋・渋谷原宿・横浜・千葉・さいたまの各校舎に在籍する828名の生徒が卒業証書を受け取りました。
はじめに、同学院の提携校である中央国際高校の大屋雅由校長より、当日会場にて式に参加した卒業生全員に直接卒業証書が授与されました。先生からの呼名に大きな返事をして壇上に上がる卒業生を見て涙を流す保護者の姿もありました。
式辞で大屋校長は、「みなさんが手にした卒業証書は、努力の証です」と卒業生を祝福。また「紫式部が『大和魂』という言葉を生み出した背景には、日本の知恵や生き方を守りたいという思いがありました。グローバル化やAIの進化が進んでも、日本の良さを大切にしていってください」とメッセージを送りました。
次に、中央高等学院の斉藤守学院長が登壇。式辞では、「みなさんは卒業と同時に選挙権を持ち、今後は成人として社会で扱われます」とし、「社会で生き抜く力」「自己を超えること」「感謝の心を忘れないこと」の3つを大切にしてほしいと伝えました。また、「全国には共にこの春卒業した※1245名の仲間がいることを忘れずに頑張ってください」とエールを送りました。
その後来賓の紹介がなされ、代表して千葉大学名誉教授の明石要一氏と中央国際高校の本校がある千葉県御宿町長の原宏氏が祝辞を述べました。明石氏は、「これまで様々な悩みがあったかと思いますが、この努力と達成感に自信を持ってください」と、卒業生を称賛。今後は、「様々な体験をすること」「友達を作ること」の2つを大切にしてほしいと伝えました。
原氏は、御宿町でのスクーリングについて投げかけ、「中央国際高校、中央高等学院、御宿町で学んだことを胸に抱き、明るい未来を切り開かれることを期待しております」と述べました。
送辞では、千葉校の生徒が登壇。「いつも優しく、分け隔てなく接してくださった先輩たちと話すのがいつも楽しみでした」と、卒業生に感謝を伝えました。
続いて答辞では、代表生徒が「他校から転校してきた2年前がついこの間のように思い起こされます」と、中央高等学院での日々を振り返りました。御宿町での集中スクーリングについては、「3泊4日の間、先生方が楽しく過ごせるように声をかけてくださり、配慮をしてくださったおかげで安心して過ごすことができました」と回想しました。最後に、教職員や在校生、保護者に対し、「多くの迷惑や心配をおかけしましたが、私たちを信じて導いてくださり、本当にありがとうございました」と感謝の言葉で締めくくりました。
※中央国際高校の全提携サポート校を含む卒業生の数
(取材・文/学びリンク編集部 片山実紀)