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2025年07月29日
高等専修学校のスポーツ大会 全国21校が山梨で熱戦
高等専修学校がスポーツ競技を競う全国大会「全国高等専修学校スポーツ大会」(主催:全国高等専修学校協会・NPO高等専修教育支援協会)が山梨県富士吉田市で始まりました。
大会は7月28日から30日までの3日間行われ、軟式野球やバレーボール、陸上競技など計10競技が個人戦、団体戦で行われます。今年は21校の高等専修学校が全国から集いました。
28日の初日は、開会式と軟式野球、駅伝競走、バスケットボールの3競技が行われました。
主催者を代表して挨拶を行った全国高等専修学校協会会長で本大会会長の大岡豊さんは、「今日を迎えられたのは、ご家族、各校の先生方のご尽力があるからです。その感謝の気持ちを忘れずに、一日一日、一瞬一瞬を大事にして頂ければと思います」と大会に向かう気持ちを選手たちに伝えました。
選手宣誓では、野田鎌田学園高等専修学校(千葉県)の男子生徒と、すず学園高等専修学校(東京都)の女子生徒が力強い宣誓を行ったほか、司会進行は東放学園高等専修学校(東京都)の女子生徒が行いました。
開会式終了後の14時30分頃から順次競技が開始され、軟式野球では東京都の武蔵野東高等専修学校と神奈川県の大和商業高等専修学校が初戦を飾ったほか、バスケットボール男子では、大竹高等専修学校(東京)と町田調理師専門学校(東京)、国際製菓専門学校(東京)と東朋高等専修学校(大阪)が対決。バスケットボール女子では富士陽光学園富士コンピュータ専門学校(静岡)と野田鎌田学園横浜高等専修学校(神奈川)の初戦となりました。
駅伝競走は男子の部が実施され、武蔵野東朋高等専修学校(東京)、細谷高等専修学校(茨城)、野田鎌田学園高等専修学校(千葉)、大竹高等専修学校(東京)、生蘭高等専修学校(神奈川)、東朋高等専修学校(大阪)の6校延べ8チームが出場。
各チームが5区を走り、多くの区間賞を出した千葉県の野田鎌田学園高等専修学校が優勝。なお、第4区では、生蘭高等専修学校、野田鎌田学園高等専修学校の2選手が区間新記録を打ち出すという展開となりました。
大会は今年で35回目を迎えます。1991年に「高等専修学校独自の大会を実施したい」という当時の教員たちの思いから始まり、第1回は埼玉県杉戸町で行われました。その後、全国各地で大会が開催されていましたが、2003年から現在の山梨県が開催地となり、富士吉田市の「富士北麓公園」をメイン会場に、一部の競技は同市の「鐘山スポーツセンター」、富士河口湖町の「富士河口湖町民体育館」などで実施されています。
現在も会場調整や大会運営、当日の競技運営などすべてを各校の教員が担っており、コロナ禍となった2020年以降も感染対策を強化し大会を継続。なお、今年度からは、これまでの「全国高等専修学校体育大会」から名称を変え「スポーツ大会」と改められました。
【大会概要】
第35回 全国高等専修学校スポーツ大会
日程:2025年7月28日(月)~30日(水)
【実施競技】
軟式野球、バレーボール、バスケットボール、卓球、陸上競技
フットサル、自転車競技、バドミントン、スポーツウエルネス吹矢、駅伝競走
【出場校】全21校
細谷高等専修学校(茨城)
野田鎌田学園高等専修学校(千葉)
大竹高等専修学校(東京)
芸術工芸高等専修学校(東京)
国際共立学園高等専修学校(東京)
国際製菓専門学校(東京)
すず学園高等専修学校(東京)
東放学園高等専修学校(東京)
日本芸術高等学園(東京)
野田鎌田学園杉並高等専修学校(東京)
町田調理師専門学校(東京)
武蔵野東高等専修学校(東京)
生蘭高等専修学校(神奈川)
野田鎌田学園横浜高等専修学校(神奈川)
大和商業高等専修学校(神奈川)
富士陽光学園 富士コンピュータ専門学校(静岡)
豊野高等専修学校(長野)
豊橋宮野ビジネス高等専修学校(愛知)
東朋高等専修学校(大阪)
大岡学園高等専修学校(兵庫)
中央高等学園専修学校(鳥取)
(取材・撮影・文 学びリンク 小林建太)
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