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星槎国際高等学校
2025年09月24日
広島・四国で2泊3日の宿泊研修を実施/星槎国際高等学校(静岡県ほか・通信制高校)
星槎国際高等学校(星槎国際静岡)の2年生は、広島・四国方面への2泊3日の宿泊研修に出かけました。
初日は広島を訪れ、平和学習として広島原爆資料館や平和記念公園を見学。資料館に展示された記録写真や当時の資料を目にした生徒からは「当時の情景や被爆者の気持ちを想像し、胸が痛くなった」との感想が多く寄せられました。現地に立ち、平和の尊さについて考える貴重な機会となりました。
その後は船で宮島に渡り、厳島神社や五重塔を拝観。ユーモアあふれるガイドの解説に笑顔を見せながら、歴史に触れる学びの時間を楽しみました。
宮島表参道商店街では、特産品の牡蠣を堪能する姿も見られました。その後、愛媛県へ移動し、船旅ならではのゆったりとした時間を満喫しました。
2日目は、台風の影響であいにくの雨となりました。予定していた店舗に入ることができなかったり、電車の遅延に見舞われるなどのハプニングもありましたが、各班は臨機応変に行動。ルートやお店を変更しながら、静岡では味わえない文化や食事を楽しむことができました。
最終日の四国旅は快晴に恵まれました。しまなみ海道をバスで巡り、伯方の塩の工場や塩田を見学。製塩の工程を学びながら、名物の塩ソフトクリームに夢中になる生徒も多く見られました。さらに、耕三寺博物館の「未来心の丘」では大理石に覆われた丘を登り、瀬戸内の景色を背景に写真撮影を楽しむなど、思い出深いひとときを過ごしました。
帰路では台風の影響で新幹線が遅延し、最後まで慌ただしい展開となりましたが、生徒たちは互いに思いやりを持ち、ルールを守って行動することができました。
また、裏目標として掲げた「全員が最初から最後まで気持ちの良い宿泊にしよう」を実践し、充実した3日間を締めくくりました。
今回の宿泊研修を通して、生徒同士の絆は一層深まり、仲間と協力し合う中で大きな成長を遂げました。この経験は、これからの学校生活や進路に向けた力強い糧となることでしょう。