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飛鳥未来高等学校
2025年10月03日
「自分らしい花を咲かせて」前期卒業式を挙行/飛鳥未来高等学校 名古屋キャンパス(愛知県・通信制高校)
9月30日(火)、名古屋市中村文化劇場(愛知県名古屋市)にて、飛鳥未来高校 名古屋キャンパスの前期卒業式が挙行されました。
この秋卒業した卒業生の名前が一人ずつ呼名され、代表生徒が卒業証書を受け取りました。
校長式辞では、「先ほど受け取っていただいた卒業証書は、みなさんが一生懸命努力した大変重みのあるものです。ここまでよく頑張りました」とねぎらいの言葉がかけられました。
「飛鳥未来高校は、『あきらめない教育』を土台として、一人ひとりの学習や学校生活を支援し、成長を願ってきました。みなさんがレポートに取り組む姿、文化祭やフェスに参加する姿はとても素敵でした。本校で学んだ生きる力で、変化していくこの時代を自分らしく生き抜いていってくれると信じています」とメッセージが送られました。
送辞を読んだ生徒は、「良きお手本であり、頼もしい存在」である先輩と過ごした日々を振り返り、感謝の気持ちを述べました。
「入学したての頃、不安や緊張でいっぱいだった私たちを、先輩方は優しく温かく迎えてくださり、安心して過ごすことができました。体育祭では、ダンスや競技練習など準備を進めていくなかで、何事にも全力を尽くす姿に、自分自身も頑張ろうと思えました。悩む私たちに優しく声をかけてくれ、当日も『頑張ったね』『お疲れ様、かっこ良かったよ』と言ってもらえ、とても救われました。先輩としてご指導いただき、ときには仲間として関わってくださったことに感謝しています」
答辞を読んだ生徒は、「将来に悩み、学校に通えなくなったことをきっかけに飛鳥未来高校へ転入した」と入学当時を回顧。「スクーリングやレポートに苦労したこともあったけど、先生が私のことを考えていただき、支えてくださった」と話しました。
「一番の思い出は、体育祭で団長を務めたことです。緊張のあまり、弱音を吐いてしまったこともありました。それでも、本番までの3カ月間を必死に駆け抜け、団員全員が仲良く、楽しくという思いを胸に、副団長やパフォーマンスリーダーたちと試行錯誤しながら力を合わせました。本番では不安も吹き飛び、仲間と一つになって、やり遂げた達成感に包まれました。この経験は、仲間を信じ、支え合うことの大切さを教えてくれました」
また、「私がここまで来られたのは家族のおかげです。特に父はいつも背中を押してくれ、悩んでいた私にとって、何よりも力強い支えになりました。卒業後は、父のように患者のみなさまに寄り添い、心を支える看護師を志し、新たな一歩を踏み出して参ります」と決意を述べました。
そして、自分たちの成長を秋桜・コスモスにたとえ、「私たちは、まだ咲ききっていないコスモスのつぼみです。この学校で得た学びと自信を胸に、それぞれの場所で自分らしい花を力強く咲かせていきましょう」と述べました。
式の最後には「卒業の歌」として、卒業生が「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」を、「送る歌」として、在校生と教職員が「始まりの唄」をそれぞれ歌い上げました。
式終了後は懇親会が開催され、卒業生がお世話になった先生に感謝の気持ちを伝えました。
「THE 教師バトル」と題したゲームでは、先生たちが「流行語クイズ」「写真で一言大喜利」「ダンスバトル」を繰り広げる様子が披露されました。
流行語クイズに思いのほか苦戦したり、SNSで話題のダンスに奮闘したり、先生たちが体を張って本気でゲームに挑戦する姿に、生徒たちも大笑い。先生たちが日頃からフレンドリーに心地の良い距離感で生徒と接していることがうかがえました。
「プレゼント贈呈」では、先生たちが笑顔で卒業生からプレゼントを受け取っていました。
最後に、卒業生の感謝の気持ちや思い出をおさめたムービーが流れ、会が締めくくられました。
客席から卒業生を見守る保護者のなかには、ハンカチを手に涙ぐむ姿も。
また、卒業生から感謝の言葉やプレゼントを受け取った先生方も、一人ひとりに笑顔で声をかけつつ、感極まる様子も見られました。
この日の卒業式を迎えるまでに、卒業生たちには一人ひとり異なるさまざまな道のりがあったことでしょう。
その道のりを一緒に歩んでくれた保護者や先生たちのあたたかい祝福を胸に、「自分らしい花」をこれから咲かせていってほしいと思います。
(取材・文/学びリンク編集部 小野ひなた)
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