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飛鳥未来高等学校
2025年11月13日
「IMPACT」全力でぶつかり合い、皆の記憶に残る体育祭/飛鳥未来・飛鳥未来きずな・飛鳥未来きぼう高等学校(東京都ほか・通信制高校)
飛鳥未来高等学校・飛鳥未来きずな高等学校・飛鳥未来きぼう高等学校は、合同体育祭「ASU☆FES」を代々木国立競技場第一体育館(東京都渋谷区)にて開催しました。

今年のASU☆FESは11月11日(火)・12日(水)の2日にわたって開催され、グループ3校14キャンパスから約6000人が集結する一大イベントとなりました。
今年度のテーマは「IMPACT」。観客にとっても印象に残るパフォーマンスを見せようと、生徒たちは夏休み前から準備を重ねてきたそうです。

初日は「足立キャンパス」「立川キャンパス」「お茶の水キャンパス」「千葉キャンパス」「横浜関内キャンパス」「上野・両国キャンパス」が、5つの組に分かれて参加。総合優勝をかけて競い合いました。
体育祭の幕開けを飾ったのは、各キャンパスの有志によるダンス。キャンパスの枠を超えたパフォーマンスに、会場の熱気も高まっていきます。
開会式を終え、いよいよ競技がスタート。前半には「台風の目」「サークルドッヂボール」「玉入れ」が行われました。運動神経だけではなく、チームワークや作戦が勝敗を左右する競技となっています。


会場には、バルーンなどの応援アイテムや拍手で懸命に応援する生徒たちの声援が響いていました。
また、この日のために制作したTシャツや法被、団旗や横断幕が会場を華やかに彩りました。

当日の司会を務めたのも有志の生徒たちです。臨場感のあるアナウンスや暖かい応援の言葉で、会場をさらに盛り上げていました。

中盤の「団幹部パフォーマンス」では、各団の幹部が集まり、キャンパスや団を超えた息ぴったりのパフォーマンスを披露しました。チームメイトを鼓舞する姿に、勝利に向けて会場の士気がさらに上がっていきました。

続く「団パフォーマンス」では、キャンパスごとにダンスをはじめとするパフォーマンスが発表。
パフォーマンスは、キャンパスで決めたモチーフやスローガンが表現されていたり、太鼓や旗などの小道具が使われていたりと、生徒たちの工夫が盛り込まれ、見応え抜群でした。皆が一丸となったパフォーマンスのかっこよさに、観客からは大きな拍手が沸き起こっていました。

後半は「綱引き」が行われました。会場いっぱいに集まった選手たちが、大きな掛け声をかけながら綱を引く姿は大迫力! スポットライトに照らされながらの決勝戦は、応援にも力が入っていました。

また、「高校生クイズ」もあり、運動が苦手な生徒でも活躍できるような工夫が見られました。予想外の難問に、生徒たちも楽しみながら挑んでいました。
競技のトリを飾ったのは選抜リレーでした。音楽とともに各キャンパスの精鋭たちが入場すると、皆の注目が一気に会場へと集まります。
順位が目まぐるしく変わる展開に、観客席のボルテージも最高潮! 皆が全力を出し切り、白熱したレースとなりました。

閉会式では、団長からの挨拶や各賞の表彰が行われました。
「競技賞」を獲得したのは、さまざまな種目でチームワークと圧倒的な強さを見せた青団(千葉キャンパス、上野・両国キャンパス)。壇上で掲げられた表彰状を前に、青団の生徒たちは喜びを分かち合っていました。

パフォーマンスの完成度やスタンドとの一体感を評価する「パフォーマンス賞」は、お茶の水キャンパスが獲得しました。桃色と緑色が使われた衣装や傘を使ったエレガントなパフォーマンスが評価されました。

とくに優れた装飾に贈られる「芸術賞」と、すべて種目の合計得点によって決まる「総合優勝」には、横浜関内キャンパスが輝きました! 賞状と優勝旗を受け取った団幹部は、「人見知りで、こうして人前に立てるようになるとは思っていなかった」と過去を振り返りつつ、優勝の喜びや仲間への感謝を語りました。

表彰式の最後には、FUNKY MONKEY BΛBY'Sの「あとひとつ」を全員で合唱。めいめいに肩を組んだり手拍子を打ったりし、互いの健闘を称えていました。

準備から当日の運営まで、一人ひとりが全力を尽くしたASU☆FESは、生徒たちにとって忘れられない、インパクトのある思い出となったことでしょう。

(取材・文/学びリンク編集部 中曽根茜)

