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成美学園高等學校
2026年03月06日
「自分を変えた3年間の成功体験」振り返る卒業式/成美学園高等學校(通信制高校・千葉県)
成美学園高等學校は3月6日(金)、千葉県教育会館(千葉県千葉市)にて卒業式を挙行。
総勢590名の卒業生の内、この日は成美学園高等部の千葉県内の拠点に所属する卒業生が一堂に会しました。

表彰では、「全国私立通信制高等学校協会会長賞」、「成美学園理事長賞」を受賞した生徒がそれぞれ賞状を手渡されました。

卒業証書授与では一人ひとりの名前が読み上げられ、代表生徒が卒業証書を受け取りました。

理事長告示に立った酒井秀光理事長は、成美学園高等學校設立3年目であることに触れ、「みなさんは1期生として入学され、あっと言う間の3年間だったと思います。本当にみなさん立派になりましたね」と卒業生の成長をたたえました。

また、「人生において重要なこと」として「誰と過ごすかで人生は変わる」と述べ、次のように訴えました。
「人生は周囲の人間関係で変わります。日々一緒にいる人によって、思考が変わる。思考が変わると選択が変わる。選択が変わると未来が変わる。前向きな人といると、挑戦しやすくなる。未来を変えたいなら、『一緒にいる人』を選ぼう」。
そして、「成美学園で3年間過ごしたみなさんは、夢を一歩前に進めることを体現している」と激励。
「成美学園の先生たちは、みんな明るいですよね。中学ではなじめなかったという人もいるかと思いますが、成美学園の先生は生徒と距離が近く、アドバイスもたくさんもらえたと思います。明るく夢を語り、否定的なことは言わない。そんな人の近くにいると、心が癒されたり、エネルギーをもらえたりします。今度はみなさんが、そんな人になってほしいなと思います」と語りかけました。
式辞では、酒井一光学園長が登壇し、成美学園が大切にしている「挑戦・謙虚・感謝」の大切さについて話しました。
「自分にはこういう未来が待っているんだ、とイメージして逆算しながら、挑戦することを楽しんでもらいたい。そして、謙虚に学んでほしい。私自身も学園を立ち上げたとき、たくさんの先輩からお力添えをいただきました。何でも謙虚に学んでいこうという姿勢があったからこそ、今こうしてみなさんに還元できているのだと思います。最後に、感謝すること。保護者の方々、先生、福祉指導員、eスポーツや音楽の講師のみなさん、そして隣にいる仲間たち、たくさんの人に支えてもらったからこその卒業です。たくさんの『ありがとう』を伝えてください」と述べました。

送辞を読んだ在校生は、先輩からもらった数々の言葉について触れ、感謝を述べました。
「入学したばかりのとき、不安でいっぱいだった私に先輩方は優しく声をかけてくださいました。緊張でなかなか輪に入れずにいると、一緒にやろうよと温かく迎え入れてくださったこと、その一言が私にとってどれほど心強かったか、今でも鮮明に覚えています」。
クラブ活動や行事での思い出も振り返り、「料理クラブでは、料理経験がほとんどなかった私に丁寧に教えてくれました。みんなで協力して作った料理の味は今でも心に残っています。先輩方の優しさや姿勢をしっかりと受け継ぎ、次は自分たちが後輩を支える番だと感じています」と決意を述べました。

答辞を読んだ卒業生は、中学時代を振り返り「中学1年生のとき、卒業式の送辞を任されたものの、自分に自信が持てず、当日壇上に立つことができませんでした。それ以降、実行委員やクラス委員などの役割は一切引き受けなくなり、クラスの空気にも馴染めず、思い出の少ない3年間だった」と、入学前について回顧。
成美学園高校に入学したきっかけは、大好きなeスポーツだったといいます。
「ゲームという共通の趣味で、次第にクラスに馴染むことができ、さまざまなことに挑戦できるようになりました。eスポーツの大会に出場し、仲間とみんなで一致団結して臨み、楽しかったと笑いあったことは今でも大切な思い出です。オープンスクールの先輩トークや外部のインタビューなど人前に立つ経験もしたり、eスポーツ科のXのヘッダーも制作しました。完成したものは高く評価され、今現在も使用されています。その後もeスポーツ科のイベントのポスター制作やYouTubeの生徒インタビューに出演するなど、『誰かのために』頑張る機会が増えました」。

そして、eスポーツやさまざまな経験を通してできた新たな目標についても述べました。
「3年間の数々の成功体験が、自分の強みになったのは間違いありません。私は将来、グラフィックデザイナーを目指し、デザインの学校に進学します。この目標を持てたのは、あらゆる挑戦を支えてくれた先生方のおかげです。また、自信が持てず、二の足を踏む私の背中を何度も押してくれた友人、一緒にゲームをした先輩方や後輩たち、そして何より今日まで見守ってくれた保護者のみなさまには感謝しかありません」。
答辞を読んだ卒業生は、会場からの大きな拍手を背に受けながら、酒井学園長と固い握手を交わしていました。

式を終えた卒業生たちは「最後のホームルーム」に集まり、お世話になった先生からはなむけの言葉がおくられました。
3年間を振り返るなか、思わず感情があふれ涙ながらに話す先生も見られました。

「引っ込み思案な子や、いつも笑顔の子、いろんな子がいました。みんなの『地』がだんだんと出てきて、それぞれ成長していってくれましたね」
「みんなの授業に行くのが楽しみで、みんなと過ごした時間が本当に楽しかった」
メッセージを受け取った卒業生は、お世話になった先生とハグをするなど、思い思いに感謝を伝えていました。
クラブ活動や行事など、日々の学校生活のなかに小さな成功体験を積める機会があふれている同校。
生徒たちは先生に見守られながら、日々の生活を成功体験に昇華し、卒業の日を迎えたことでしょう。
この先も、それぞれの夢に向かって進んでほしいと思います。
(取材・文/学びリンク編集部 小野ひなた)
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