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ルネサンス高等学校
2026年03月09日
「多様性を理解し、尊重すること」自由な環境で個性を磨いた800名が卒業/ルネサンス高等学校(東京都・通信制高校)
ルネサンス高等学校(本校:茨城県)の卒業証書授与式が3月7日(土)、日本消防会館ニッショーホール(東京都港区)で行われました。

800名の卒業生のうち、300名超の卒業生が参加し、卒業証書が授与されました。
卒業生表彰では、高校生eスポーツ大会「STAGE:0」で好成績を残した生徒やメディアアーティストとして国内外で活躍する生徒をはじめ、百人一首、学校広報など、さまざまな分野で活躍した生徒が表彰を受けました。

校長式辞に立った松尾洋佑校長は、「通信制高校で学ぶ生徒は全国で30万人を超え、高校生の10人に1人が通信制高校を選ぶ時代」と昨今の状況に触れつつ、「世の中にはいまだに全日制から大学へ、そして就職という固定のレールこそが正解であるかのような風潮が根強くある。そのレールから一歩踏み出し、自ら異なる道を選ぶことは、人生においてとても勇気のいる決断だったと思います」と卒業生たちを激励。
「既存のレールを離れたということは、不安もある一方、自由な選択権を手にしたということ。本校の創立の思いでもある『人と異なることは、人に劣ることではない』という言葉の通り、みなさんの選択は人生の可能性を無限に広げる、希望に満ちた一歩です。大きな決断を下したみなさんへ、改めておめでとう、と伝えたいです」。

最後に、漫画『北斗の拳』に登場する「わが人生に一片の悔いなし」というセリフを引用し、「大事なことは、他人の物差しではなく、自分自身の選択に納得して悔いがない人生を歩めるかどうか。みなさんがそれぞれの幸せをつかみ取って、自らの人生を誇れるよう、切に願っています」とエールを送りました。
告示では、ルネサンス高等学校の運営会社であるブロードメディア株式会社の橋本太郎社長が登壇。
同校が創立20周年を迎えることに触れ、「一人ひとりが自分の個性を磨いて世の中に貢献できるように頑張ろうという、熱意と目的を持った心ある先生方と一緒に作った学校です」と創立にあたっての理念を改めて語りました。
加えて、同校の自由な校風について「自由であることは、とても大事なこと。自由であると、多様性が生まれます。いろいろなものを受け入れる自由が存在しないと、世の中に多様性はないのです。多様性がないと、個性は伸ばしていけません」と力説。

「ルネサンス高等学校は自由な学校で、それゆえにさまざまな生徒、いろんな経験をされた生徒が集まってきます。さまざまな人と接することで、みなさんは多様性を理解し、相手の個性を尊重するということが自然と身に付いている。とても素敵なことだと思います。人生というのは、自分のストーリーを歩み、自分を思い描くこと。みなさんには必ずそれができるであろうと、僕は信じています」と卒業生を激励しました。
送辞を読んだ在校生は、「中学3年生のプレスクールのとき、緊張していた私に先輩方は優しく声をかけてくださった」といい、先輩の温かい気づかいと明るい雰囲気が入学の決め手になったと振り返りました。
「日々の通学やオープンキャンパススタッフなどの活動を通じて、さまざまな先輩方と交流させていただきました。そのたびに全力で夢を追い、目標に向かって突き進む姿に感化され、私も先輩方のようになりたいと憧れていました」と感謝を伝えました。
最後に、「この先、嬉しいことや、うまくいくことばかりではないかもしれません。しかし、先輩方には仲間たちとともに過ごした高校生活の上で培った経験や能力があります。それらがこれからの先輩方を支え、歩み続ける勇気となるはずです」と語りかけました。

答辞を読んだ卒業生は、充実した学校生活について回顧。
「通学スタンダードコースの講義は、謎解きをしたり、体を動かしたり、私達が楽しんで通えるように先生方が考えてくれていることが伝わってきました。週に3回キャンパスへ通い、講義後は友人と遊び、休日にはアルバイトをする。一般的な形にとらわれない学校生活が、私にとってとても心地よいものでした」。
コロナ禍で多くのイベントが中止という状況が続いたなか、4年ぶりに文化祭が開催されたことと、自身の挑戦についても触れました。
「友人からバンドを組まないかと声をかけてもらい、ステージで発表するような経験があまりなかった私にとってはハードルの高い挑戦でしたが、自分なりに練習に励みました。ステージで曲を披露したとき、緊張で手足が震えましたが、それを上回るほど何にも代えがたい達成感を得ることができました。ともに演奏した仲間は、今でもかけがえのない友人です」。

自身の成長は進路にもつながったといい、「自由度が高い環境で自分なりに挑戦をし、経験を積むことで成長できたと感じます。その成長を次の一歩へと繋げるために、志望校を定め、目標に向かって努力を重ねることができました」と自身の変化を振り返りました。
最後に、先生たちから卒業生に向けたビデオメッセージが披露され、スケッチブックに書かれたメッセージとともにはなむけの言葉がおくられました。


▲ビデオメッセージ披露後、檀上から改めて卒業生へエールを送った先生たち

▲ビデオメッセージで披露された先生からのメッセージは会場にも貼られており、たくさんのメッセージを背景に記念撮影をする卒業生の姿も見られました。

▲卒業生のために会場内にはプリクラ機が設置され、多くの卒業生が卒業証書を手に記念撮影を楽しんでいました。
自由な校風のもと、それぞれの個性を尊重しあえるからこそ、生徒たちはのびのびと自分の好きなことに全力で取り組めたようです。
ルネサンス高等学校で手に入れた「自由」を胸に、これからも自分らしい人生を歩んでいってほしいと思います。
(取材・文/学びリンク編集部 小野ひなた)
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