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2026年11月02日
多彩なコース授業で個性を伸ばし、仲間との寮生活で自立への第一歩を踏み出す学校/吉備高原学園高等学校(岡山県・全日制/全寮制高校)
吉備高原学園高等学校(以下、吉備高原学園)は、全国から生徒を受け入れている全日制・全寮制の高校です。
学びリンクは、不登校経験のある生徒も多く在籍している同校を取材。カリキュラムや寮での学校生活について、石山貴之先生にお話をうかがいました。

◆教職員のサポートのもと、仲間たちと送る共同生活
「中学校まで不登校だったから、高校で毎日授業に出られるかな…」「親元を離れてきちんとした生活を送れる?」といった心配や不安がある方も、規則正しい生活で学校を楽しめるよう、教職員が全力でサポートしています。
例えば、学校生活に慣れる6月頃までは、平日の朝に教員が寮まで生徒を迎えに来るのが毎年の恒例だそうです。
寮には毎日先生が宿直に入るので、困ったことや悩み事を相談できる環境が整っています。
寮では3食、栄養バランスが整った美味しいごはんを食べられます。食堂は男女共用で、皆で楽しく食卓を囲める点も魅力です。
新入生歓迎会やクリスマス会など、全校生徒が参加する行事もあり、生徒たちはにぎやかな時間を過ごしながら寮生活に馴染んでいきます。
部屋の掃除や洗濯は生徒自身で行います。生徒たちの大半は、入学するまで自分で洗濯物を干したことがなく、物干し竿に靴下を乗せて風に飛ばされたり、天気予報を確認していなくて授業中の雨で全滅したり…といった失敗をすることもあるそう。
ですが、自分だけではなく周りもみんな初めてで、お互いに失敗しながら学んでいけるのが、寮生活の強みといえるでしょう。

▲校舎の窓から見える学生寮。徒歩5分で登校できます!
寮はベッドのある生活空間と学習スペースが別の部屋になっていて、メリハリのついた生活を送れます。ベッドのある寮部屋は4人部屋ですが、本来は6人用のため、集団生活を送りつつも余裕をもったスペースで過ごせます。また、スマートフォンやゲーム機の持ち込みも可能で、趣味の時間も大切にできます。
部屋のメンバーは、進級する際に入れ替えがあります。生徒の希望も汲んで調整するため、学年が上がるとより気心の知れた友人同士で寮生活を送ることが可能です。
また、20時20分からの学習時間にゼミが開かれるのは、全寮制の学校ならではの特色。ゼミは自由参加で、内容は定期考査や検定の対策から国公立大学を見据えたハイレベルな演習まで多岐にわたります。
◆英・数は習熟度別授業 自分に合う時間割で授業を受けられる
生徒数は現在、1学年60~70人程度。1クラス25人程度と、他の全日制よりも少人数の編成です。校舎も明るく広々としており、静かな環境で学校生活を送ることができます。校舎には実習のための教室や図書室などのさまざまな設備が備わっているほか、教室に入る前に心を落ち着けるためのスペースも用意されています。

▲図書室は閲覧・自習スペースのほかにソファー席もあり、リラックスできる空間に。昼休みにはマンガを借りに来る生徒で賑わうそうです。
英語と数学の授業は3段階の習熟度別で実施し、中学校までの学習内容を学び直せるクラスも用意されています。これまでの学習に不安がある方も、1年生のうちに数学Ⅰを修得できるように学習を進めていけるので安心です。
2年生からは志望する進路によって、文系・理系・ビジネス系に分かれて授業を受けることになっています。
文系・理系は普通科目が多く設定され、大学や専門学校への進学を見据えて学習を進めていきます。
ビジネス系は時間割のなかに実務系科目が取り入れられ、商業系専門学校への進学や就職に対応できるクラスです。
◆自分の興味を楽しく深める 10種類のコース授業
吉備高原学園のカリキュラムの大きな特長は、多彩なコース授業が揃っていること。
コース授業は2年生では週3日(6時間)、3年生になると週4日(8時間)設けられており、原則として同じコースを2年間続けていきます。1年生の間にお試し授業があるので、現時点でやりたいことが決まっていなくても心配無用です。
コースは全部で10種類ありますが、なかでも地元の土と学校の窯で備前焼に挑戦する「陶芸デザイン」、木と漆で自分だけの作品作りができる「クラフトデザイン」や造園にも取り組む「緑化システム」など、自然に根差した創作活動を思い切り楽しめるコースがあるのが魅力です。

▲敷地内に本格的な窯の設備があります。登り窯を使うときは、実習場に泊まり込んで作業することもあるそうです!

▲クラフトデザインコースの生徒作品。釘を使わず、木を組み合わせて作ったとのこと。
「マンガ・アニメーション」や「情報システム」などで好きなものや興味があることを深めたり、「キャリアデザイン」で進学の準備をしたりと、コース授業は自分なりの学びのための時間になっています。
コースによっては、地域の方との交流もあります。
学校開放事業として行われている「放課後クラブ」では、陶芸や英会話、アーチェリーの教室が定期的に開かれ、陶芸コースやインターナショナルコース、アーチェリー部の生徒たちが交代でアシスタントを務めています。地域の小学生や高齢者のやる気に元気をもらう時間となっているそうです。
福祉ボランティアコースでは、介護施設や子ども園での実習もあり、交流を通した実践的な学びを得ることができます。
◆部活動や地域交流が盛ん 放課後や休日も充実!
放課後には、部活動の時間もあります。2025年度に全国大会に出場したアーチェリー部をはじめ、現在は12の運動部・同好会と11の文化部・同好会が活動中。8割ほどの生徒が部活に入り、楽しく活動しているとのことです。
ほかにも、地元のイベントでの有志によるボランティア活動など、部活動に所属していない場合も学内外でさまざまな交流の機会があります。
吉備高原学園には、寮生活やコース授業、学外との交流を通して3年間で大きく成長できる環境が整っています。
学校説明会のほか寮の体験会も実施しているので、「寮生活は不安だけど一歩挑戦してみたい」という気持ちがある方は、ぜひチェックしてみてください!
(取材・文/編集部 中曽根)
▶学校の詳細はコチラ
また、11月14日(土)神戸会場・11月23日(月・祝)大阪会場で開催される学びリンク合同相談会にも、吉備高原学園高等学校は参加予定となっています。下のリンクからのご予約、お待ちしております!
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