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新着情報

飛鳥未来きぼう高等学校

2026年10月28日

「若者と共にまちづくりを」横浜市中区長と文化祭実行委員の生徒が対談/飛鳥未来きぼう高等学校(通信制高校・神奈川県)

10月28日(水)、飛鳥未来きぼう高校 横浜みなとみらいキャンパスの生徒が、横浜市中区役所にて中区長と教育や地域のまちづくりをテーマに対談を行いました。

 


2027年に区制100周年を迎える中区では、高校生・大学生が地域や行政とともに、まちの未来を考える取り組みが進められています。今回の対談は、生徒が地域社会の一員として自分の思いを伝え、区長の考えを聞き、地域の未来について考える機会とすることを目的に設けられました。

この日は文化祭実行委員の代表生徒4名が参加。生徒が主体となって企画・運営した文化祭の売上金18万円が、このたび横浜市中区へ寄付されたことの報告も行われました。

 

横浜みなとみらいキャンパスでは、体育の授業や学校行事の練習で中区内のスポーツセンターを利用。また、中区こども家庭支援課との連携を通じて、地域の探究活動や高校生向けイベントなどの情報提供を受けています。

今回の対談では、生徒から寄付の報告や日頃の支援への感謝が伝えられたほか、日々の学校生活や文化祭の振り返り、生徒から中区長・永井由香さんへの質問も交わされました。

 

はじめに、生徒から今回の寄付についての報告が発表され、「学校がある中区の環境や、地域との連携・協力があってこそ、私たちは学校生活を楽しむことができています。私たちの文化祭での活動が、地域のみなさんの支えになれば嬉しいです」と感謝の意が述べられました。

 

永井区長から同校への入学経緯や学校生活について聞かれた生徒たちは、「体調に合わせつつ、行事をたくさん楽しめる学校を探していた」「全日制への通学には不安があったけど、ここでは自分のペースで通いながら楽しめている」「前の学校には学校行事がなかったが、転校後の今はイベントや行事に打ちこめている。中区の季節ごとのイベントも見ることができて、毎日楽しい」と、それぞれの心境を述べました。

 

今回の文化祭のテーマは「青春」。生徒自らテーマ設定などの企画に携わり、2日間にわたってファッションショーやダンスなどのパフォーマンス発表、模擬店など多彩なプログラムが行われたことが報告されました。

 

さまざまな理由で同校に入学し、生徒それぞれの個性が光る文化祭を見事成功に導いた生徒たちの頑張りを、永井区長も賞賛。「みなさんが頑張って企画して文化祭を作り上げ、その売り上げの一部を寄付いただいたということで、本当に嬉しく思います」と述べました。

 

▲横浜市中区長・永井由香さん

 

生徒からは、区長の仕事内容についての質問が投げかけられました。戸籍や税務、子育て支援、観光、文化振興などに幅広く携わってきたという永井区長自身の体験談に、生徒たちも興味津々。

「地域の人がこう考えているなら、私たちはこういう支援をすべきかなと、地域の人との対話が自分の仕事の基本になっていると思います。一人ひとりの力は大きくないけれど、みんなで集まって話をして、一緒に考えて何かを作り上げることで、一人の何倍もの力が生まれる。文化祭も、きっと同じではないでしょうか」と語る永井区長の言葉に、生徒たちは大きくうなずいていました。

 

さらに、生徒から永井区長に向けて「高校生のうちにやっておいたほうがいいことは何か」といった質問も。永井区長は「私自身、もっと英語を勉強すればよかったと思いますね。高校生はたくさんのことを吸収できる年代ですから」と笑いをまじえて振り返り、生徒たちは「頑張らなきゃね!」と前向きにアドバイスを受け止めていました。

 

 

今回の寄付金は、2027年に迎える中区制100周年記念事業への協賛として位置付けられています。

永井区長は「個別事業に充てるというより、100周年事業の全体に活用できたら」と示し、「100周年にあたって、ぜひ若者のみなさんと一緒にプロジェクトをやりたい」と意気込みました。

現在、小学生・中学生による中区の魅力を題材とした食品開発プロジェクトのほか、高校生や大学生を未来のまちづくりパートナーに位置づけ、地域課題の解決を考えるプロジェクトを進めているとのこと。「今後も高校生をはじめ、若者世代の声を積極的に取り入れていきたい」と展望が述べられました。

 

そして、「中区は観光地、住宅地、福祉のまちでもあり、外国籍の方も多く、いろいろな顔を持っていて、多様性にあふれた街です。学校内の授業だけでなく、地域で多様な人と関わることが、新たな学びや考え方につながると思います。みなさんには中区全体をキャンパスと捉えてもらい、高校生活をさらに充実させてもらえたら」と、今後の地域交流についての期待も述べられました。

 

終始和気あいあいとした空気のなか、対談を終えた生徒たちは笑顔で記念撮影に臨みました。

横浜みなとみらいキャンパスでは、今後も地域や行政と連携した取り組みを通じて、生徒たちが地域社会とのつながりを考える学びの機会を提供していくとのことです。

 

 

(取材・文/学びリンク編集部 小野ひなた)

 

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