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新着情報

つくば開成高等学校

2026年11月04日

自分のペースで成長する3年間を 自信がなくても安心して挑戦できる学校/岐阜開成学院.(岐阜県・サポート校)

岐阜開成学院.は、名鉄岐阜駅から徒歩約7分(JR岐阜駅から約10分)にある通信制高校のサポート校です。2010年につくば開成高等学校の岐阜学習センターとして開設され、岐阜開成学院.(以下、岐阜開成)として開設してからは10年になります。今回、学びリンクでは山本卓司代表にお話をおうかがいしました。

 

◆落ち着いた環境・自分のペースで過ごせる居場所

今年度、在籍している生徒は25名。大半は新入学生ですが、転入生の受け入れも行っています。穏やかでしっかりした生徒も多く、全体的に落ち着いた雰囲気の学校です。

 

教室は集中して学習を進められるスペースと、お茶の間のようなスペースに分かれています。冬にはお茶の間にコタツが現れ、生徒たちが談笑する姿が見られることもあるのだとか。

▲自習スペースには、この日も自分の学習を進める生徒の姿がありました。

 

普段の学校生活では堅苦しい上下関係はなく、尊重し合う雰囲気があります。先生も「さん」付け。スクーリング・特別活動以外の行事はすべての自由参加なため、自然体で過ごせます。

▲先生も自然体。真面目な相談事はもちろん、他愛ない雑談もたくさん聞いてくれます!

 

通学日数は週4日・週2日・月3回の3コースから選べ、登校は11時から。午後からの登校もできます。

 

「岐阜開成コース」(週4日まで)では、週2回ほど、教養を深める講座や検定試験対策など多彩な特別講座があります。対話を重ねる進路指導と、個別に対策を立てる受験指導が柱。生徒の多くが大学に進学し、受験は推薦(学校推薦も利用可)と一般入試が半々ほど。国公立や難関大学にも対応します。心理系・哲学系・芸術系を志望する生徒が多いのも特長です。

 

「通学コース」(週2日まで)では、提出課題のサポートを受けながら、自分のペースで高校生活を送れます。「岐阜開成コース」へ移ることもでき、次のステップの入口にする生徒も多いそうです。就職希望者には内定まで教員が伴走し、福祉ルートでの進路支援の実績もあります。

 

2027年度から内容が新しくなる「通信コース」の登校は、月3回の木曜(ホームルーム2回+レポート提出日1回)と、スクーリング・単位認定試験。海外留学やフィールドワーク、フリースクールとの併用など、自分だけの学校生活を組み立てられます。

 

国語・数学・英語を中学校の内容まで学び直せる「チャレンジオプション」は、どのコースでも利用できます。自分で教材を解き、分からないところを教員に質問しながら進めるので、ほかの生徒を気にせず学べます。中学生コースの「ビバ☆マナ」でも、同じように自分のペースで学べます(現在9名が在籍)。

 

◆アナログゲームで自分や他者を理解する力を育てる

岐阜開成にはスクールカウンセラー(公認心理師)が在籍。「岐阜開成コース」やホームルームでは、心理的安全性に配慮したワークショップを定期的に行っています。グループで課題を解くものから、アナログゲームまで内容はさまざま。

 

現在は3年生が探究学習で、リフレーミング(ネガティブな見方をポジティブに転換する手法)のカードゲームを制作中。テストプレイでは、普段は自分にネガティブな生徒が、他者には次々とポジティブな言い換えを思いつく場面もあったそうです。

 

ワークショップで自分の考えを伝えたり、仲間と協力したりするなかで、自分の価値観や意思決定の癖を知る「自己理解」と、他の人の価値観を知る「他者理解」が進み、心の成長につながっているそうです。

 

その他、課外活動ではアナログゲーム同好会の活動も活発なほか、音楽同好会では様々なスタイルのバンドを組み、イベントやライブハウスで演奏しているとのこと。12月に開催する合同文化祭「ぼくらのごちゃまぜフェス」(ぎふメディアコスモス)が最大のイベントでメンバーは練習に励んでいるそうです。

 

◆生徒一人ひとりの成長を実感する、北海道での集中スクーリング

岐阜開成の大きな特徴が、年に一度、全生徒が参加する北海道での集中スクーリングです。履修科目によって異なりますが4〜5日の日程で札幌において実施されています。

 

北海道へは、教員の引率が基本。現地にも教員が同行するので、遠出に不安がある生徒も大丈夫です。引率するのは、世界中を旅してきた先生や留学経験のある先生、旅行会社・航空会社で働いていた先生たち。旅を知る大人がそばにいるので安心です。面白いのは、慣れてきたら、先生の許可を取って移動手段や日程を自分で組み立てられること。飛行機、フェリー、事前に牧場でインターン、山登りなど、自分で選んだ旅が主体的な経験の機会になっています。

 

宿泊先は、一軒家を借り上げた合宿形式(夏期のみ)か、ホテルを選べます。合宿形式では、自炊・外食・コンビニなど食事も自由。毎年、寿司パーティーなどの楽しい企画もあるそうです。ホテルもシングルや友人とのツインなど、自分に合ったプランで参加できます。

 

スクーリングでは単位修得に必要な授業やテストを受けるほか、札幌の街歩きやグルメ、観光バスでの小樽めぐり、新千歳空港で遊びつくすなど、北海道を満喫しているとのこと。

 

宿泊スクーリングは大変なこともありますが、前の年に引率されて参加した生徒が翌年は自力での移動に挑戦したり、入試の面接で一言も話さなかった生徒がスクーリングに合わせて自分から家族旅行を提案したり。「旅」を通して、生徒も保護者も3年間の成長を感じられるそうです。

 

◆新たな挑戦をたくさん積み上げて、成長した3年間

この日は、レポートを進めるために登校していた生徒の一人にお話を聞くことができました。

 

Yさん(高校3年生・女子)

小学生の人間関係のトラブルが原因で自分に自信がなくなっていたのですが、岐阜開成を見学したときに「面白そう!」と感じて進学を決めました。

 

1年生のときのスクーリングは本当に大変でした。勉強が苦手でレポートが終わらず、宿でも夜遅くまで勉強して、プレッシャーで体調を崩したこともあります。それでも友達や先生と一緒に、何とか頑張りました。毎年少しずつ余裕が出てきて、今年は初めて一人で地下鉄に乗りました。途中で道に迷いましたが、落ち着いて対処できました。今年は課題もすべて終わらせることができ、自分なりの成長を感じています。

 

音楽同好会では、ずっとやりたかったエレキギターに挑戦しました。去年の「ぼくらのごちゃまぜフェス」は本番前すごく緊張しましたが、「完璧な演奏は他の人にもできるけど、私にしかできない演奏をやろう」と思って乗り切りました。ステージは楽しくて、終わったときはホッとして、嬉しかったです。今年はウクレレで参加する予定です。ちいかわの曲もやるんですよ。
 

岐阜開成に来て、他人の目を気にせずにいろいろなことにチャレンジできる自分を取り戻せた気がします。

卒業後は、職業能力開発校でIllustratorなどを学ぶ予定です。絵を描くことが好きなので、次の進路に繋げていければと思います。寮で初めての一人暮らしをするので、それもすごく楽しみです。

 

岐阜開成学院.では無理せず、しかし自分なりの努力で自信を得るための取り組みが多く行われています。

安心できる環境で、自分の好きなことや試したいことに挑戦したい中学・高校生はぜひチェックしてみてください。

(取材・文/学びリンク編集部 中曽根)

 

▶学校見学も受付中!岐阜開成学院.のHPはコチラ

 

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