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滋慶学園高等学校
2019年07月01日
医療・福祉コースで高齢者疑似体験授業(岡山県・通信制高校)
☆滋慶学園高校 医療・福祉コースで高齢者疑似体験授業☆
滋慶学園高校本校通学コース(岡山県美作市)の医療・福祉コースの授業で隣接する姉妹校の美作市スポーツ医療看護専門学校で高齢者擬似体験を行いました。
始めに、参加した生徒で高齢者の身体的なイメージをみんなで話し合いました。「体力がない」「耳が遠い」「歩くのが遅い」「声が大きい」などの意見がでました。
なかには「孫に甘い」というちょっと微笑ましいイメージも。
加齢による身体的なイメージは実際どういうものなのかを体験装具をつけて体験を行いました。
高齢者役とサポート役の2人1組のペアになり、教室を出て階段を使って降りてみました。体験装具により足首の自由が利かないので杖がないと降りるのが難しいことがわかりました。
また、老眼鏡をかけて文字を読んでみたり、手袋をして手の触覚や圧覚の変化を再現して物をつかんだり細かい作業のしにくさを体験しました。
この体験を通じて高齢者の日常生活を体験して不便なことがたくさんあることがわかったということです。
相手を理解するためには、相手と同じ視線で考えることの大切さを、身を持って体験し、相手を思いやる、気遣う心、助けてもらったことに対する感謝の気持ちが学べた授業となったようです。