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2019年07月24日
第29回全国高等専修学校体育大会が開催されました(山梨県・高等専修学校)
7月22日~24日の3日間、山梨県・富士北麓公園を中心としたスポーツ施設で「全国高等専修学校体育大会」が開催されました。今回の大会では20校の高等専修学校が参加。福島・千葉・茨城・東京・神奈川・静岡・長野・岐阜・愛知・大阪・兵庫・鳥取の12都道府県から総勢770名の選手が出場し、熱い戦いを繰り広げました。
初日の開会式で、全国高等専修学校協会の清水信一会長は、「今年は令和になって初めての大会です。手作りで始まった全国高等専修学校体育大会ですが、29回目を迎えることができて嬉しく思います。大会を続けてこられたのも、会場にいる多くの関係者様のご支援のおかげです。選手のみなさんは感謝の気持ちを持ち、日ごろの成果を思う存分発揮してください」とエールを送りました。また、NPO高等専修教育支援協会の堀居英治理事長は、「この大会は学校の教員・ご来賓の先生方のご協力のおかげで成り立っております」と、開催にあたっての感謝の言葉を述べ、選手とともに挨拶を呼びかけました。
そして、役員を務める小野喜彦先生は、大会前日の選挙で当選された赤池誠章参議院議員・自由民主党文教科学部会長の祝辞を代読し、「日ごろから心技体、各種スポーツで培った精神は、学業やこれからの人生に必ず活きてくると信じております。伝統ある体育大会に参加される選手のみなさん、怪我がなく活躍されることをお祈り申し上げ、主催する関係者に敬意を表します」と、述べました。
最後に選手を代表して宮部翔伍選手(武蔵野東高等専修学校)と、長田真衣選手(町田調理師専門学校)が力強く選手宣誓を行い、3日間にわたる大会がスタートしました。
この大会は高等専修学校で学ぶ生徒たちが活躍できる場を提供することを目的に、平成3年に第1回大会が開催され、今年で29回目の開催となりました。雲に覆われ、時折雨が降りこめるなかでの開催となった今大会。軟式野球・バレーボール・バスケットボール・卓球・陸上競技・フットサル・自転車競技、バトミントン、スポーツ吹き矢・駅伝競走など全10種目の競技がおこなわれました。どの種目の選手も積み重ねてきた練習の成果を発揮すべく、懸命にプレーする様子が見受けられました。それぞれの思いとともに、忘れられない青春の思い出の一つとなったことでしょう。