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NHK学園高等学校
2019年10月01日
校外活動「恐竜博2019」を見学(東京都・通信制高校)
☆NHK学園高校東京本校 校外活動「恐竜博2019」を見学☆
NHK学園高校東京本校(東京都国立市)は、このほど上野にある国立科学博物館で開催中の「恐竜博2019」(NHKほか主催)を見学しました。生物や地学などにかかわる校外学習の一環です。
まず博物館前で、この「恐竜博2019」の企画から運営まで手掛けてこられてきたNHK職員の佐藤翔太郎さんからレクチャーを受けました。
以前は、トカゲなど爬(は)虫類の先祖と考えられてきた恐竜が、最近の研究で、鳥類に近いものであることが明らかになっていること。とくに日本の発掘や研究が、新しい成果に貢献していること。限られた予算の範囲で、世界中から展示用化石を集め、わかりやすくて面白い展示を構成するための苦労…。そんなお話を佐藤さんから伺い、期待は高まる一方でした。
いよいよ入場すると、いきなり足の骨の化石。足だけでも、かなり大きく相当の迫力! また、デイノケイルスの骨の化石には、大型恐竜タルボサウルスの咬み跡が残ったものも展示されていて、当時の弱肉強食の世界も想像できました。
一番の(?)見どころは、北海道で発見された「むかわ竜」の全体骨格。最近になって、正式な学名が「カムイサウルス」に決まったと報道されたこともあり、生徒のみなさんの注目を集めていました。映像では、水辺にすむ「むかわ竜」の子どもが大型恐竜に襲われるシーンもあり、さらに強く関心を掻き立てられていました。