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新着情報

2019年11月05日

「可能性は無限大」文化祭で個性輝く(大阪府・高等専修学校)

 

東朋高等専修学校が文化祭「東朋祭」を11月1日(金)・3日(日)の2日間開催しました。

 

初日に行われた舞台発表は大阪市天王寺区の「クレオ大阪中央」で開催され、1000人規模のホールが満席に。在校生の保護者だけでなく祖父母などもかけつけ、生徒たちの発表を後押ししました。

 

オープニングを飾ったのは音楽部の演奏。幕が上がるとビートルズの名曲「I Want To Hold Your Hand」が流れ、観客がメロディーに合わせて手拍子で盛り上げます。さらに、いきものがかり「じょいふる」、U.S.A For Africaの「We Are The World」が立て続けに演奏されるなど、堂々たるオープニングアクトで会場を盛り上げました。

 

その後、普通科・総合教育学科が学年ごとに演目を披露。歌やダンス、演劇など、自ら考えたユニークなパフォーマンスを次々と見ることができました。大流行中の「パプリカ」ダンスや健康な体作りをテーマにラジオ体操と馬跳びを披露したクラスも。総合教育学科の3年生は修学旅行で訪れた沖縄での思い出を振り返りながら、迫力ある太鼓でエイサーを披露。普通科の3年生は、学校にアラジンとルパン三世が共演してしまう奇抜な設定の演劇。最後は登場人物が息のそろったダンスを披露しました。

 

 

 

 

 

中盤にはゲストライブとして、元宝塚歌劇団出身でアニメ「ライオン・キング」のナラ役など声優としても活躍するRICO さんが登場。プロの歌声に会場の雰囲気はがらっと変わり、RICOさんの歌声に観客のほか生徒たちも魅了されていました。

 

 

舞台発表の最後を飾るのは毎年恒例の先生たちによるパフォーマンス。最初に登場した先生たちのダンス披露から会場はこの日最も大きな盛り上がりを見せます。途中、「東Tube」なる映像も流れ、先生たちが様々な挑戦企画を披露してみせました。さらに会場を盛り上げたのは、同校の太田校長と中田教頭によるコント。なんと、お笑いコンビ・チョコレートプラネットの「TT兄弟」を衣装から完全コピーし、まさかの展開に会場が笑いの渦に包まれました。

 

 

 

 

 

東朋高等専修学校の文化祭は今年で21回目。毎年、初日に舞台発表が行われ、休日を挟んだ2日目に校舎内で模擬店や展示が出されます。今年の文化祭テーマは「∞ ~可能性は無限大~」。太田功二校長は当日配布されたパンフレットの中で「今回やりきったことは、これからの人生において、必ず自分の力になるでしょう。文化祭の結果だけをみるのではなく、個人的に心の中に磨き上げたい可能性を、この東朋という場で輝かせていって下さい」と、文化祭での経験が今後の学校生活や将来に活かされていくことをメッセージに添えました。

 

東朋高等専修学校には不登校経験や発達障がいのある生徒、大人しい子から元気な子など様々な生徒が学んでいます。一人ひとりの個性に合わせた合理的配慮を行い、多様な生徒が共に学び合う独自のインクルーシブ教育を実践しています。そうした環境の中で、日頃から生徒たちは安心して自分への自信を獲得し、個性を伸ばしています。毎年秋に行われる文化祭は、そうした学校生活の集大成。安心し、自信を持って自分を表現できる場を得た生徒たちの表情は元気いっぱいに輝いていました。

 

●2020年4月にグループ校「東朋学園高等学校」(通信制高校)開校

 

2019年11月24日大阪・梅田通信制高校・サポート校合同相談会