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「生徒の声」あずさ第一高等学校 渋谷キャンパス | スタンダードスタイル(5日制)ボーカルコース2年生 掃本 南椎さん

ボーカルコースで上達を実感
将来は音楽に携わる仕事がしたいです

-あずさ第一高校での学校生活について教えてください。

もともとは都立高校を希望していたのですが、中3の頃、友達のお母さんからあずさ第一にボーカル専攻があることを教えてもらいました。夏休み中に両方を見学して、ボーカルの体験授業にも参加し、「ここが一番、自分の将来に合っているな」と思って入学を決めました。両親も「やりたいことをやりなさい」と応援してくれました。

通学は週5日制をとっていて、9時半から14時まで授業を受けています。ボーカルのレッスンは週に2日です。ボーカルコースの先生は皆さんプロとして活躍している方々で、私は入学してから本格的に歌を習い始めました。1年生の頃は自分の声質が変わった感じはありましたが、本当に上手くなっているのかまだよく分かりませんでした。でも今年に入って練習をしているうちに、前まで出なかった音が出るようになり、やっと自分が少しずつ上達してきた実感がわいてきています。

発表の機会が多い学校で、昨年はサマーライブや文化祭、ライブ甲子園や卒業ライブがありました。私が文化祭のライブに参加した時は、先生や在校生はもちろん、両親も見に来てくれて。よく知っている人たちの前で歌うことにむしろ、緊張してしまいました。でもギターで弾き語りをする時に観客のかたに手拍子をお願いしたらちゃんと返ってきて、嬉しかったです。あたたかい会場でした。


-今後の目標や進路について教えてください。

私の名前の由来は、フランク・シナトラの娘、ナンシー・シナトラからきています。フランク・シナトラ好きの父が、娘の私に、「ナンシーみたいな歌手になってくれたら」と願ってつけたそうです。父からその話を聞いたのはボーカルコースに入ってからでした。私は私で、小学生のころに山口百恵さんのDVDを見てから、ずっと歌手に憧れていたんです。

今の課題はまず音域を広げることですが、目標はカラオケのようにではなく、自分の曲のように歌うことです。今までに何回かオーディションを受けたことはありました。しかし音楽関係の仕事をしている父から、「オーディションに合格して事務所の力で世に出ることを目指すのではなく、路上でライブなど下積みをして、一般の方から認められるようになっていくような気持ちでないといけない」と諭されました。路上でお客さんの反応と向き合って歌うことは自分にとって良い経験になると思います。将来は、たとえ歌を本業にできなかったとしても、すこしでも音楽に携わる仕事がしたいと思っています。


※学年は取材時のものです。