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「卒業生の声」松陰高等学校 みなとみらい学習センター | 卒業生 高橋 知音さん(スクールアドバイザー/現在 桜美林大学 リベラルアーツ学群2年生)

明日の自分もわからない…から、10年後の自分が見える私に

-入学の経緯や、その後の学校生活について教えてください。

中学生の頃に重い腰痛にかかり、治療しながらの通学で人間関係が希薄になっていました。その雰囲気のまま高校進学したものの、入学当初からの『違和感』を払拭できず、『環境を変えよう』と別の学校を見学したのです。多くの学校が自校のイイところをまくし立てる中、最後まで私の話を聞いてくれたのが松陰高校。再スタートするならここだと思いました。

授業はかなり特殊で、どの科目も「社会生活との関わり」が前提で進んでいきます。特に『世のな科』という授業は現在の出来事と教科書がいかにリンクするか? いかに自分たちが「知ったかぶり」しているかに気付かされる。例えば『マンホールの蓋が丸い理由』など普段気にしない点が取り上げられます。『これが勉強かぁ』と納得できる授業ばかりですね。また、入学すると全学年で構成されるユニットと呼ばれる数名のグループに割り振られます。年上年下関係なく学び・考えるスタイルなので、すぐに溶け込めますし、また普段から『周りから嫌がられるくらい人の悪口を言わない』『人間はおかげさまで生きている』と刷り込まれるので、いじめも大きな揉め事もなく、学校が楽しみで仕方ない日が圧倒的でしたね。  


-今、役に立っていることはありますか?

通信制・不登校・ダメな奴…だからやさしくサポート。これが私のイメージでしたが、まるっきり違う学校でした。今でも役立っているのは「現実がダメだとわかっているのに、何ら改善も修正もしない奴・それをバカって言うんだ」と教わったこと。だから『努力して結果が出なければ、努力が足りないか? その努力が間違っていたかだ』って言葉も納得できる。また「お前が決めた山に登るなら後ろや横にいるよ。だけど最後にてっぺんに登るのは自分の手と足だ」と言われると、やるべきことを考えざるを得ない。

振り返れば高校卒業がなんとなくの目標だったのに、いつの間にか『大学で学びたい』と思えたのは、こうして鍛えられて『夢は逃げない、逃げるのはいつも自分』と気づけたからです。それが自信の土台となり、3年生の時には数年間手放せなかったマスクを外すことができました。

今では大学に通いながら「スクールライフアドバイザー」として、みなとみらい学習センターで運営のお手伝いもさせて頂いています。

この学校は「ラクして卒業!」と考える人には向きません(笑)。一方で、表面だけのプライドでなく本当のプライドを身に付け、人生を豊か(この学校では『豊か』=選択肢があること)にしたい人にはオススメです。でも、まずは授業を見たほうが早い。ホッコリした環境と笑顔、質の高い授業の3点セットを感じられます。


※学年は取材時のものです。