「卒業生の声」駿台甲府高等学校 大宮学習センター | 卒業生 星野 一樹 さん(駿河台大学 メディア情報学部1年生)
無理なく自分のペースでつかめた大学進学
文武両道の充実した大学生活を送れています
-入学した経緯を教えてください。
私は全日制の高校に通っていたのですが、歴史についての勉強が好きだったので、高校卒業後は史学科のある大学へ進学したいと考えていました。
しかし、高3の6月頃に、精神的ストレスからくる泌尿器科系の病気に悩まされることになりました。これまでは学校を欠席することはほとんどなかったのですか、急に遅刻や早退、そして欠席が多くなり、夏休み明けまでにこの症状が改善されないと単位が不足し、卒業できなくなると言われました。
それで、夏に高校卒業だけでなく大学進学を重視する通信制高校はないかを調べて、大学進学を重視する駿台甲府高等学校通信制課程を見つけました。駿台甲府高校は個人で勉強するための施設や環境が整っていて、何よりも自分のペースで勉強を進めることができるので、じっくり病気の改善に向き合いながら1年半かけて大学を目指すことを決めました。
-駿台甲府高校での学校生活の様子と現在の状況を教えてください。
最初は病気の改善に重点を置いて、自習室登校から始めて徐々に慣れていきました。自習室には先生やティーチングアシスタントがいて、レポートの解らないところを聞くなど自分のペースで学習を進めることができたので、レポートも順調に提出することができました。
学習スクーリングは少人数なので、病気についてもあまり気にせず精神的に緊張することもなく出席できました。
また、体育スクーリングは友人ができるきっかけになりました。様々な場所でウォーキングをして自分だけでは行くことができない場所の経験ができたし、一番楽しかった思い出です。
そうするうちに卒業する頃には病気も大分改善し、自分の体調に自信が持てるようになりました。大学受験勉強は、体調が良くなってきた翌年の夏頃から本格的に始めました。映像学習システムを利用しながら、ティーチングアシスタントの指導を受けて取り組みました。第一志望だった史学科のある大学には入学できませんでしたが、興味があったメディア系の学部に入学できました。今は体調も完全に回復し、大学で一般教養の授業を受け、スポーツサークルや軽音楽同好会などで充実した学生生活を送っています。2年からは専門のメディア系の授業が始まるので楽しみです。
自分の状況に合った高校で学習し、大学進学という目標を叶えることができて本当によかったと思っています。
※学年は取材時のものです。