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「卒業生の声」プラドアカデミー高等学院 | 卒業生 田中 秋徳さん(現在 東京大学文科三類1年生)

ユニークな先生や友人と出会い、枠から外れることは思いつめるほどではないと実感
「なにくそ!」と自分を奮い立たせ、東大に合格

-プラドアカデミー高等学院に入学した経緯と実際どのような高校生活を送っていたのか教えてください。

小学校2年生から不登校で、普通科の学校が肌に合わない、自由度が高い学校でないと行けないと感じていました。そのため、高校進学の際は全日制高校を選択肢に入れていませんでした。

しかし、学校に行けていない自分自身をどこかネガティブに感じており、最終学歴が東京大学だったらそんな自分を払拭できるのではないかと考え、高校進学の際は「東京大学に行く」と決めていました。

そこで、母と、大学進学に力を入れている通信制高校やサポート校を探したところ、プラドアカデミー高等学院に出会いました。中学3年の夏休みに入学相談をし、9月には実際の授業の様子を見せてもらいました。個性的な先生が多く、ここだったら浮かずに自由に学べる環境があると感じ、高校1年の4月からプラドアカデミー高等学院に通い始めました。

実際、先生だけでなく、学生もユニークで才能がある人が多く、社会のルールは守った上で型にはまらないことをよしとする雰囲気があり、プラドアカデミー高等学院に入学してよかったと感じました。

授業では、先生との距離感が近く、何をどのように勉強したいかを伝えるとすぐに対応してくれました。また、授業中に話が脱線し、戻ってこられなくなることも時々ありましたが、それも楽しみの一つでした。先生自身も東京大学出身だったり、大学院で研究をしていたりと、実際に大学生活の話を先生から直接聞くことができ、高校卒業後のイメージを持つことができました。

授業時間外でも様子を見にきて声をかけてくれる面倒見がよい先生が多く、時には、先生自身の学生時代や苦労した時の話をしてくださり、勉強になることばかりでした。 大学受験に向けては、得意科目の国語と英語では点数を伸ばすことに集中し、苦手な数学は多めに個別授業を入れて対策をしました。また、教科書をしっかり読みこむことと、志望校の過去問を把握することを大切にしていました。

結果、一浪して東京大学に合格できました。浪人している時も、定期的にプラドアカデミー高等学院の先生が連絡をくださり、たまに学校にも遊びに行っていましたね。共通テストの際も、数学が全然できず落ち込んでいる時に先生に相談し、支えてもらいました。

プラドアカデミー高等学院でユニークな先生や友人と出会えたことで、枠から外れることを怖がらない、それを思いつめるほどではないと実感しました。プラドアカデミー高等学院で出会った先生や友人と過ごした日々は僕にとってかけがえのない思い出です。  


-これからやりたいことと大学進学を考えている方々へメッセージをください。

今は哲学に興味があり、仏教やインド哲学が学べる文学部に進みたいと考えています。もともと心理学に興味があったのですが、プラドアカデミー高等学院の2年生の時に社会を教えてもらっていた先生が東京大学で哲学を教えており、哲学の話を聞く中で興味を持ちました。また、自分で投資についても勉強し、祖母からもらった大学入学祝いを増やしています。

私は小学校や中学校で学校に行けていなかった代わりに、フリースクールや適応指導教室、塾に通っていました。勉強でうまくいったのも出会った先生方が私の適性に合わせて教えてくださり、国語と英語が得意になったからです。

受験では、「なにくそ」という気持ちを持つことが大切だと思います。私は受験へのモチベーションを維持するために、あえて自分のコンプレックスを刺激し、「なにくそ!」と思う土台を作ることを意識していました。「このまま東京大学に行けなったら無職になっちゃうから、何が何でも東京大学に行かなければ」と奮い立たせました。 モチベーションは待っていてもきません。あえて自分自身に焦りやいらだちをぶつけて奮い立たせることが大事だと思います。