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通信制高校に関する用語解説

通信制高校の学習の進め方とは

用語:レポート(添削指導)、スクーリング(面接指導)、テスト、入試、学科、協力校、スクーリング実施施設

 

●レポート、スクーリング、テストで学習

 

通信制高校は、①レポート(添削指導)、②スクーリング(面接指導)、③テスト──の3つの学習ですすめます。この3つの学習により単位を修得して高校卒業を目指します。

 

入試は、書類審査、面接(本人・保護者)、作文などを中心に行われています。学校によっては、学科試験も行われています。

 

開設学科は、普通科が中心です。普通科以外では、総合学科、国際学科、航空科などが開設されれているほか、技能連携生を主な対象とした専門学科も開設されています。

 

高校卒業には、74単位以上の修得が必要になりますが、それを3年間で割って平均する25単位程度を履修した場合、レポートが約60通、スクーリング日数が約20日間となります。

 

レポートは、入学手続き後や進級時に年間で作成するぶんが教科書と一緒に渡されます。レポートは通信制高校の学習活動の中心となるプリントです。その内容は問題集のようなものです。基本的には教科書の内容に沿ったもので構成されていて、教科書をじっくり読めば無理なく学習がすすめられるとされています。

 

ただ、現実的には網羅的内容の教科書のどこを見ればよいのかわからない場合もあります。このためサポート校などでは授業の一環としてレポート作成を行っています。レポートは、毎月提出し先生からの添削指導を受けます。

 

レポートは、従来からの印刷物による場合と、最近ではインターネットを活用したネット型によるものがあります。ネット型の場合は、Wi-Fi環境があれば手軽に送付できますから提出率も高まるようです。印刷物の場合は、第4種郵便として100グラムまで15円で送付できます。一度に5~6通送ることができます。

 

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●スクーリング会場は各学校で異なります

 

スクーリングは、登校して先生から授業を受けることです。スクーリングを実施できる場所は、その学校設立を認可した都道府県によって定められています。そのため学校によって異なります。

 

共通しているのは、本校・分校と協力校でスクーリングができることです。協力校とは、その通信制高校と協力関係を結んでいる別の高校のことです。

 

学校ごとに異なるのは「スクーリング実施施設」という会場です。認められている会場としては、大学・短大、専門学校、技能連携校などがあります。

学びリンクの調べでは、全国的に見るとこれらの会場を認めているのは延べ22道県となっています。

 

入りたい学校が見つかったら、「どこでスクーリングが行われますか?」ということも必ずたずねてください。

 

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