「通信制高校」が気になるあなたへ③
学校生活を楽しく送るには その2
2018年12月13日
まじめな人ほど、「ちゃんと選べないからあきらめる」という気持ちになってしまうことがあるのですが、一生懸命選ぼうとするほどに、決めるのが余計に難しく感じられてしまうこともあります。
もし、家族の方もいいと言ってくれるようであれば、「今は自信がなくても、元気が出たら行けそうな学校にとりあえず入ってみる」というのも、悪くない選択だと思います。
●学校生活について
それでは次に、学校が決まって、実際に高校生活がスタートした後のことについて、考えてみたいと思います。
今回は特に、これまであまり学校へ通えていなかった人など、新たな環境での学校生活について、不安が大きいと感じている人の参考になればと思います。
新しい学校での生活に対しては、誰しも期待と不安を感じるものだと思います。それはきっと、周りの生徒も同じ。不安な中で、早く仲良しの友達を作って、安心感を得たいと思っているのではないかと思います。そこで、自分と気の合いそうな人が見つかると良いですよね。
でもここで、「新しい環境で頑張ろう!」と強く思いすぎるのは、ちょっと心配です。五月病という言葉があるように、新しい環境で一か月も頑張っていると、少し長めの休みがきた時、どっと疲れが出てしまうことがあります。人によっては、数日間でも疲れ果ててしまうこともあると思います。
そんな時に大切なのは、勇気をもって休むことです。
「休むのは良くない」と思って頑張りすぎると、疲れがたまって体調を崩してしまったりして、逆に長い間休む必要が出てしまう事もあります。それよりは、限界が来る前に、ちょこちょこと休めていたほうが、学校生活も楽しめるはず。休んでいる時に、「今はエネルギーをチャージしている大事な時間」という風に考えられると、むしろ回復は早まったりするものです。
上手に休むことは、とても大切な技術なのです。