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“夏休みの終わり” 改めて「食」の大切さを考える

夏休みが終わり、2学期がスタートしました。

始業式、子どもたちのこんがり焼けた肌、身長が伸びてひとまわり大きくなった体、静かに校長先生の話を聞く姿を見て、「2学期も頑張っていくぞ〜」っと気合が入りました。

さて、子どもたちはどんな夏休みを過ごしたのかしら? また保護者は子どもの夏休みをどう感じたのであろう…?

核家族化、両親の共働き…、まさに私自身がそのような状況であり、娘の“夏休みの終わり”にちょっと安堵しています。娘の35日間の夏休みと同じように「日本の大人も35日間の休暇が取れると良いな」と希望だけは持っていますがなかなか現実には至りません。

夏休み中は、娘に昼食用のお弁当を作り、私は働く母親として「いってきます」と仕事に出掛ける次第でありました。正直毎日のお弁当作りは大変でした。お弁当作りの楽しさを味わう余裕もなく学校給食のありがたさを痛感しました。

そして 改めて「食」の大切さに思いを馳せました。

「食」という字は「人を良くする」と書くように、心身ともに健康な人間を育てるものでもあります。ライフスタイルの多様化や環境の変化は私たちの「食」にもかなりの影響を及ぼしていると感じます。加工食品や外食産業の増加により子どもたちの偏食、肥満、味覚障害、アレルギーなどの問題や、家庭内での食卓事情も変わってきました。

家族が共にご飯を食べる「共食」が減り、家族の一人ひとりがそれぞれ好きな物を好きな時間に食べるようになりました。一人で食事をする「孤食」、子どもだけで食事をする「子食」、どちらもコミュニケーション能力が育ちにくい環境であり、食事への関心やマナーにも欠けることにつながりそうです。また、フードコートなどで何人かで食事をしているにも関わらずそれぞれ違ったものを食べている「個食」や同じものばかりを食べてしまう「固食」なども栄養のバランスが偏り心配です。

私自身もそうですが、仕事や家事が忙しいとついつい食事の手抜きをしてしまいがちです。しかしだからこそ家庭での食事の一食一食に意識を持って楽しい食卓づくりをしていこうと思いました。「家族みんなで夕食を食べるために、仕事を切り上げる」そんな世の中になって欲しいと願っています。

そして、前半にも触れた「学校給食の素晴らしさ」を改めて感じます。

献立においては栄養のバランス、食品数の多さ、バリエーションも豊かで飽きがきません。学校給食から学ぶことは本当に多いです。

2学期は「子どもたちと共に学校給食に目を向け、保護者とも「食」についての考えを共有しながら、子どもたちの育ちゆく体に関わっていきたい」。そんなふうに考えた2学期初日でした。


公立小学校養護教諭 ペンネーム ミルクママ 先生