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成美学園高等學校
2023年03月27日
今春開校「海の見える通信制高校」、開校式を挙行
2023年4月、成美学園高校(千葉県勝浦市・通信制高校)が開校します。
成美学園高校は、関東圏を中心に26拠点の通信制高校サポート校を運営してきた成美学園グループが母体。不登校経験のある生徒や軽度の発達障がいのある生徒たちが多く在籍し、そのほとんどが毎日登校を選んでいます。このたび開校する同校は、新設校でありながら、グループとしてのサポート体制に15年超の実績を誇ります。
3月25日(土)、成美学園高校開校式が本校にて行われました。
開校式の冒頭では、本校1期生として入学予定の生徒が校旗を持って入場。成美学園のテーマでもある「夢」が大きくあしらわれた校旗が、生徒の手により壇上に掲げられました。
主催者式辞では、成美学園グループの理事長・酒井秀光さんが登壇し、これまでの学校運営や教育に携わってきたこと、そして今回の開校を「たくさんの人との縁をいただいたおかげ」と話しました。
式辞のしめくくりに「成美学園高等學校」の「學」の意味に触れ、
「旧字体である“學”の漢字を成す二つの交わりは、ご先祖とのまじわり、そして仲間とのまじわりを意味します。生徒には保護者・地域の方、周りの大人に見守られながら、学校生活にうちこんでもらいたい。そして、友達、仲間の意見に耳を傾け、自分の考えをすすんで話し、理解を深め合ってほしい。認めて、引き出して、応援する私たち教育者の姿勢・思いを込めています」延べ、改めて本校の姿勢を示しました。
式辞を終えると、成美学園高校の中島校長へ、酒井理事長より校旗の授与が行われました。
学園長挨拶では、成美学園グループ学園長の酒井一光さんが挨拶を行い、成美学園が大切にしている「夢と挑戦」について話しました。
「今、教育のかたちは変わってきている。子どもたちが社会に出て、自分らしく活躍するにはどうしたらいいか、子どもたちに夢を与える環境をつくらないといけないと、私たちは真剣に考えてきました。本校では女子野球部のほか、ゴルフ、eスポーツなど、子どもたちが自分らしく挑戦できる環境があります。勝浦市と連携して、そんな夢のある学園をつくることができました」
「これから入学するたくさんの生徒が、夢をもって自分らしく活躍できる。そんな人材を多く輩出し、若者が夢を持てる環境をつくっていきたい」と決意を述べました。
主賓祝辞では、勝浦市長照川由美子さん、および衆議院議員森英介さんが祝辞を述べ、
「この学校が生きる力を養える場になれば」
「成美学園高校の開校は地域活性化にも必ずつながる」と、大きな期待を込めました。
この日、多くの来賓が足を運ぶ中、福岡県にある全日制高校「立花高校」校長・齋藤眞人さんも駆けつけ、祝辞を披露しました。齋藤さんは、文部科学省の有識者会議「不登校に関する調査研究協力者会議」にも委員として参加しており、学校長をつとめる立花高校では不登校経験を持つ生徒を多く受け入れています。
「今日、最初にここに登壇したのは、生徒さんでしたね。大人ではなく、学園長でも、理事長でもない。生徒さんがまず壇上に上がって、始まった式典。ここに、この学校の姿勢がすべて表れているのではないでしょうか」
「入学予定の生徒さん、良かったですね。これだけの大人が、あなたたちのために集まっています。地域の愛を一心に受けて、学校生活をおくってください」と、あたたかいメッセージをおくりました。
入学予定生徒の挨拶では、代表生徒が登壇し、意気込みを話しました。
硬式野球部に入部予定だという生徒は「ピッチャーとして試合の流れをつくれるよう毎日の練習を大事にしていきます。成美学園高校女子硬式野球部第一期生として、みんなが仲良く野球を楽しみ、やることはしっかりやる、メリハリあるチームをつくっていきたい。そして、勝浦のみなさんに応援してもらえるチームになるように頑張りたい」と堂々と決意を述べました。
式終盤には、勝浦市市民コーラス、および勝浦市立勝浦中学校吹奏楽部のみなさんが美しい演奏を披露しました。
多くの教員、来賓、そして地域の方々が一堂に会して開校が祝われた成美学園高校。
たくさんの大人たちに見守られながら、新入生はいよいよ、新しい高校でのスタートを切ります。
▲式を終えた女子野球部顧問の先生と、入学予定生徒たち。通信制高校では珍しい、本格的に野球に打ち込める環境が入学の決め手になったようです!
<成美学園高等學校>
(勝浦本校)千葉県勝浦市松部1000-1
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