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飛鳥未来きずな高等学校
2023年04月13日
「楽しい高校生活、知ってほしい」在校生自ら新入生を歓迎(福岡県・通信制高校)
飛鳥未来きずな高校福岡天神キャンパスは4月12日(水)、福岡市中央市民センター(福岡県福岡市)にて入学式を挙行しました。
新入生は一人ずつ「さん」付けで名前を呼ばれ、入学許可を受けました。同校の制服を着用する生徒もいれば、アレンジをしたり髪飾りを付けた生徒もおり、思い思いの服装で式にのぞんでいました。
式辞では、福岡天神キャンパス長・藤原信一先生が飛鳥未来きずな高校校長の式辞を代読。
「勉学に励むのはもちろん、勉強だけでない大切なものも学んでいってほしい。それは、人との絆です。助け合い、支えあう真の友達を見つけてください。そして、人生の先輩である先生方との絆も深めていってください」と述べられました。
来賓祝辞では、学びリンク株式会社企画部の柴﨑俊介が登壇。
「今日ここにいるみなさんは“二つの選択”をし、そしてその選択は大正解なのではと思います。一つ目は、通信制高校を選んだこと。全日制高校を選ぶ人が多いなか、通信制高校を選んだみなさんはとても勇気があって、かっこいいなと思います。二つ目は、飛鳥未来きずな高校を選んだこと。この学校は明るくて優しい先輩、面倒見のいい先生ばかりです。ぜひ、お気に入りの先生を見つけていただいて、一緒に喜んだり、悩んだりしてもらえたら」と、同校の魅力を伝えました。
「誓いの言葉」を話した新入生代表生徒は、「私は大人数が苦手で、みんなと同じようにできないことも多く、不安でいっぱいでした。でも、飛鳥未来きずな高校の先輩や先生と接するうちに、ここでなら変わることができる、自分らしく頑張ることができると感じた」と心境を語りました。
そして、「ネイリストになりたい」と自身の夢に触れ、「私の好きなことや得意なことで人を笑顔にできたら、これほど嬉しいことはありません。夢に向かって私らしく頑張りたい」と抱負を述べました。
「歓迎の言葉」を呼んだ在校生代表生徒は、「この学校は個性を大事にし、一人ひとりを認めてくれます。見た目や趣味、好きなことや得意なものを我慢せず、ありのままの自分でいられます」と話しました。
「様々な事情を抱えた生徒がいるからこそ、お互いに認め合い、相手を思って行動することができます。私は一年前、県外から進学しイチからのスタートでしたが、この1年で多くの人とかかわり成長することができました」と語り、「いつでも私たちを頼って下さい」と頼もしい姿を見せました。
式典を終えた新入生には、先生から「さっきの礼、良かったよ」「この後の歓迎会、盛り上がっていいからね!」といった声かけがされており、普段から先生が生徒一人ひとりをあたたかく見守っている様子がうかがえました。
そんな飛鳥未来きずな高校の特徴の一つは、行事がさかんなこと。
式典が終わると、そんな同校生徒が本領発揮と言わんばかりに、新入生歓迎会がスタート!
生徒自ら、教職員や学校生活を楽しく紹介し、会場を盛り上げました。
歓迎会では同校にまつわる「○×クイズ」が出題。
緊張気味だった新入生も、席近くに歩み寄った在校生や先生から「勘で大丈夫だよ!」「上げてみよう!」など声をかけられながら挑戦していました。クイズ後半には緊張もほぐれてきたのか、隣の新入生同士で笑い合う様子も見られました。
続いては、在校生制作の学校紹介ムービーがお披露目。天神キャンパスの紹介のほか、在校生が「ばかっこいい」に挑戦する光景や、先生と仲良く笑い合う姿など、生徒が普段の学校生活をめいっぱい楽しむ自然体な姿が映し出されました。
終盤には、在校生がダンスを披露。K-POPの音楽に乗せて、迫力あるパフォーマンスを見せました。
最後は在校生が「入学おめでとう」のメッセージを壇上で掲げ、改めて新入生を歓迎しました。
この日、歓迎会の司会進行や来場者の受付なども立派につとめあげたのは20名ほどの在校生たち。生徒自ら実行委員に立候補し、会で披露された動画の企画・編集やダンスの練習も生徒主導で進め、1カ月超の準備を経て本番に臨んだといいます。
新しい学校生活は、分からないことや不安も多いもの。そして、その不安を誰よりもよく知るのは先輩たちです。新入生を楽しませたい、不安を取り除いてあげたいという強い思いが、一つ一つの言葉や演目に込められているようでした。